自然栽培でミミズが減る理由と害虫対策

自然栽培でミミズが減る理由と害虫対策 土作りと自然の仕組み
土作りと自然の仕組み

自然栽培でミミズが減る理由と害虫対策
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自然農法や自然栽培では、「生きものが多い畑が良い畑」と考えられがちです。

特にミミズは、土を耕す益虫の代表格として広く知られています。

しかし、自然栽培を長く続ける農家の畑では、年数が経つにつれてミミズが減る現象がよく見られます。

今回は、自然栽培におけるミミズの役割や土のステージについて整理しました。

あわせて、切り替え時の心構えや害虫対策、野菜の生命力についてお伝えします。

1. 自然栽培でミミズが減っていく理由

1. 自然栽培でミミズが減っていく理由▶▲ この部分を動画で見る(4:00 から再生)

ミミズが果たす役割

ミミズは土壌環境を整える過程で、次のような働きを担っています。

  • 土を耕す:土中を移動して隙間を作り、土が固まるのを防ぐ
  • 小動物や有機物の分解:土中の有機物や虫を食べて分解する
  • 土を温める:熱を吸収して保持し、土壌の温度を安定させる
  • 湿り気の調整:土の保水性と排水性のバランスを整える

畑にミミズがいる状態は決して悪くありません。

特に初期の土作りにおいて、大いに貢献してくれる存在です。

自然栽培を続けるとミミズが減る理由

今橋さんによると、自然栽培を10年、20年と続ける畑では、共通してミミズが減っていきます。

この変化には、土の「浄化」が深く関係しています。

ミミズは「土を改善する必要がある場所」に集まり、活動する生きものです。

無肥料・無農薬を続けて余分な肥料分や未分解の有機物が抜けると、土はきれいに浄化されます。

するとミミズは役目を終えたと判断し、別の場所へ移動していくのです。

研究機関の土壌分析でも、ミミズの数が落ち着いた土が「非常に良い状態」と診断される事例は多くあります。

ミミズが畑にいない「2つの理由」

畑にミミズがあまり見当たらない場合、理由は主に2つ考えられます。

  1. 土がすでに浄化され、ミミズが働く必要がない状態
  2. 土がまだ未熟で、ミミズすら生息できない状態

これは畑に生える雑草の変化と同じ仕組みです。

土のステージによって生える草の種類が変わるように、ミミズの数も土の状態で増減します。

自然栽培を始めてミミズが減ってきたとしても、作物が順調なら心配はいりません。

2. 自然栽培へ切り替えるときの心構えと第一歩

2. 自然栽培へ切り替えるときの心構えと第一歩▶▲ この部分を動画で見る(7:30 から再生)

スギナやドクダミの草取りに追われ、切り替えに悩むケースは少なくありません。

慣行農法や一般的な家庭菜園から移行する際は、以下の手順を意識してみてください。

土への宣言と決心

切り替えにあたって、特別な資材を投入する必要はありません。

「今日から肥料も農薬も使わない」と心に決め、土に向き合う姿勢が第一歩となります。

長年それらを与えられてきた土にとって、投入を断つ行為は本来の状態を取り戻す契機になります。

全面ではなく一部の区画から始める

最初から畑の全面を切り替える必要はありません。

生活や収穫量への不安を減らすため、まずは「この1畝だけ」「この区画だけ」と小さく始めます。

手応えを掴みながら、少しずつ面積を広げていく方法が現実的です。

雑草との付き合い方は根気

スギナやドクダミなどの多年生雑草も、無肥料・無農薬を続けると次第に減っていきます。

土の変化に伴い、オオイヌノフグリのような穏やかな一年草へと植生が変わっていきます。

急激な変化を焦らず、根気強く見守る姿勢が大切です。

3. 青虫対策と野菜本来のたくましい生命力

3. 青虫対策と野菜本来のたくましい生命力▶▲ この部分を動画で見る(12:00 から再生)

アブラナ科の野菜を育てる際、避けて通れないのがアオムシの食害です。

キャベツやブロッコリー、ケール、水菜などは特に被害を受けやすい傾向があります。

基本は防虫ネットや被覆資材の活用

物理的にモンシロチョウの産卵を防ぐには、防虫ネットが有効です。

水菜やルッコラなどの葉物に穴が空く場合は、小さなトンネルや簡易ハウスで被覆します。

適切に覆うことで、きれいな状態の葉を収穫しやすくなります。

食べ尽くされても復活する野菜の生命力

屋外で育てるケールなどを観察すると、虫の食害を上回る速さで野菜が生長することがあります。

仮にアオムシに葉を食べ尽くされ、葉脈だけの状態になったとしても枯れるとは限りません。

自然栽培で育つ野菜は、そこから復活する強さを秘めています!

アオムシが去った後、再び新しい葉を展開して収穫に至る事例も珍しくありません。

無肥料・無農薬で育てて自家採種を重ねることで、食害に負けず自力で再生する強い作物が育ちます。

4. 病気になった残渣(うどんこ病など)の扱い

エンドウなどの葉にうどんこ病が発生し、切り取った残渣の処理に迷う場面があります。

この場合の判断基準は次の通りです。

  • 周りに同じ病気にかかりやすい作物がある場合:キュウリやカボチャなどのウリ科が近くにあれば、感染を防ぐため畑の外へ持ち出します。
  • 周りに影響する作物がない場合:切り取った葉が完全に枯れた後なら、土の上に戻して自然に還しても問題ありません。

まとめ

自然栽培の実践では、ミミズの減少や害虫の発生など、不安を感じる現象が起こります。

しかし、それらは土が浄化される過程や、作物が持つ本来の生命力を知る機会でもあります。

目の前の現象を単純な善悪で判断せず、土と作物のステージを丁寧に観察してみてください。

焦ることなく、一歩ずつ栽培を進めていく姿勢が大切です。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

自然栽培でミミズが減る理由と害虫対策

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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