自然栽培を20年実践している今橋さんの畑では、堆肥や肥料を一切使いません。土の力のみを活かした完全無肥料・無農薬栽培を13年間続けています。
9月中旬を迎えた圃場(ほじょう)の様子や、病害からの劇的な回復過程についてまとめました。
干ばつによる病気を乗り越えたケールとカブの生命力
8月に約2カ月間雨が降らず、畑は厳しい干ばつに見舞われました。水と太陽のバランスが崩れたことで、約1,000本あったケール全体に病気や虫が発生します。
しかし、2018年にも同様の経験があった今橋さんは、回復を信じて見守りました。その結果、9月中旬には虫が消え、新しい葉を伸ばして見事に復活を遂げています。1本も枯れることなく、収穫可能な状態へ戻りました。
このケールは連作13年、自家採種7年目を迎えています。ロシア系のルシアンケールやカーボロネロ(黒キャベツ)も、同様に力強く息を吹き返しました。
同じく干ばつで葉が完全に茶色く枯れかけたカブも、水やりをせず放置されました。野菜がどれだけ耐えられるかを観察したところ、無事に新芽を伸ばして再生しています。
各種野菜の生育状況と連作・自家採種の記録
畑では、長年の連作と自家採種によって作物が環境に適応しています。それぞれの生育状況は以下の通りです。
- カボチャ:連作13年、自家採種7年目です。粘土質だった土が踏むと沈むほどふかふかに変化しました。
- ズッキーニ(コルジェット):連作13年、自家採種11年目となります。時期的に収穫の終わりを迎えています。
- トウモロコシ:自家採種を重ねることで、初期よりも実の並びが均一で美しい状態に育つようになりました。
- タマネギ:連作10年の自家採種です。収穫後は春先まで土を動かさずそのまま休ませます。
- カレンジュラ(キンセンカ):連作7年、自家採種10年です。一度枯れかけた株から再び開花が始まりました。
- スウェーデンカブ(ルタバガ):定植後は一度も除草作業を行っていません。
- 果樹・その他:挿し木から2年目のブドウが生長しているほか、成木のブドウも豊かに実をつけています。
ルッコラやレタス、ターニップは、種採り後に落ちたこぼれ種から自生しました。自然な形で次の世代へと命がつながっています。
土の変化がもたらす植生の移行と草取りの省力化
長年無肥料での栽培を続ける中で、畑の土壌環境は大きく変化しました。以前はスコップが入りにくい粘土質でしたが、現在は足を踏み入れると沈み込むほど柔らかです。
土質の変化に伴い、生えてくる雑草の種類も大きく移り変わりました。かつて畑を覆っていた厄介な地下茎の雑草が姿を消し、オオイヌノフグリが絨毯のように一面へ広がっています。
背の低いオオイヌノフグリが地表を覆うことで、他の強い草が生えにくくなりました。その結果、多くの畝で草取りの作業がほとんど不要になっています。
土が本来の力を取り戻すと、作物が育ちやすくなる一方で、強い雑草の勢いは落ち着いていきます。土を信じて栽培を重ねることが、結果として農作業の手間を大きく減らすことにつながります!
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。










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