米ぬかは不要?耕起論争のシンプルな答え

米ぬかは不要?耕起論争のシンプルな答え 自然栽培の心と学び
自然栽培の心と学び

米ぬかは不要?耕起論争のシンプルな答え
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自然農や自然栽培の世界では、さまざまな議論が交わされます。例えば「米ぬかなどの補いを入れるべきか」「畑を耕すべきか、不耕起が良いのか」といった点です。

流派や実践者によって手法が異なるため、何が正しいのか迷う場面も少なくありません。

今回は、自然栽培を20年以上実践されている今橋さんの動画をもとに内容を整理しました。米ぬかなどの補いへの考え方や、「耕す・耕さない」論争の捉え方をまとめています。

今橋流・自然農法の基本は極めてシンプル

今橋流・自然農法の基本は極めてシンプル▶▲ この部分を動画で見る(3:45 から再生)

手法や技術の話に入る前に、今橋さんが提唱する基本姿勢を確認します。その条件は3つです。

  1. 無肥料・無農薬であること
  2. 自家採種を心がけること(固定種・在来種)
  3. 土と作物に心から感謝すること

使用してよい資材は「自然堆肥」のみとされています。これは無肥料・無農薬の環境で育った草や野菜から作ったものです(過剰使用は土を弱めるため注意が必要)。

仕立て方や草マルチなどの技術、輪作か連作かといった選択は実践者の自由とされています。余計なものを足さず、土が本来持つ力を引き出すことがすべての土台となります。

なぜ「米ぬか」などの補いを使わないのか?

なぜ「米ぬか」などの補いを使わないのか?▶▲ この部分を動画で見る(10:45 から再生)

自然農の世界では、米ぬかやもみ殻、草木灰、油かすなどを「補い」として土に還す手法も広く知られています。

今橋さんはそうした実践者を尊重した上で、自身の畑では「一切の補いを使わない」という立場をとっています。その理由は、自然の摂理に基づく考え方です。

「畑=火」と「田んぼ=水」の摂理

漢字の成り立ちを見ると、畑は「火」と「田」、水田は「水」と「田」から成り立っています。

  • 水田:水の働きによって作物が育つ場所
  • 畑:太陽(火)のエネルギーが強く働く場所

米ぬかは「水田(水)」の環境で育まれたものです。それを「畑(火)」に持ち込むことは、自然の理(ことわり)から外れるのではないか、と今橋さんは見立てています。「水田のものは水田へ、畑のものは畑へ」というシンプルな基準です。

海藻や木炭についての視点

同じ理由から、海で育った海藻を畑に持ち込むこともしません。

木炭や草木灰についても同様です。「木を燃やす」行為は、自然界では山火事など稀なケースに限られます。そのため、日常的に畑へ入れるのは不自然ではないか、と捉えています。

仮に米ぬかなどの補いを使う場合も、完全無肥料・無農薬の米から出たものを選ぶ必要があります。そうでなければ、肥料や農薬を間接的に畑へ持ち込んでしまうためです。

今橋さんの畑では、補いを一切使わずにトマトやナスが元気に育っています。土が喜ぶ環境さえ整えれば、外から栄養を足す必要はありません。

「耕す」or「耕さない」どちらが正解?

「耕す」or「耕さない」どちらが正解?▶▲ この部分を動画で見る(15:15 から再生)

自然農では「不耕起(耕さない)」が原則とされることが多くあります。一方で自然栽培では、適度に耕耘を行う方もいます。「どちらが正しいのか」という疑問に対し、今橋さんの答えは明確です。

「どちらも正解。白黒をつける必要はない」

耕した方が良いと思えば耕し、耕さない方が良いと思えば耕さなくて構いません。どちらの手法であっても、素晴らしい作物を育てている実践者はたくさんいます。

土にとって最も大きな負担となるのは、耕起の有無以前に「肥料と農薬を入れること」です。肥料と農薬をやめることさえ守れば、土はしっかりと応えてくれます。手法の優劣を競うのではなく、自分が納得できる方法を選ぶことが大切です。

ビニールハウスは反自然的か?

ビニールハウスは反自然的か?▶▲ この部分を動画で見る(17:15 から再生)

自然農法において、ビニールハウスを使うべきかどうかも意見が分かれる点です。

今橋さんは、ビニールハウスを「人間が寒いときに着る服」と同じようなものだと考えています。作物が寒がっているときに服を着せてあげる感覚です。土を痛めるものではないため、抵抗がなければ活用してよいという見解を示しています。ハウスを使えば収穫期間を延ばせるという現実的な利点もあります。

「できる限り自然のまま露地で育てたい」という考えも尊重されるべきであり、どちらかが間違いというわけではありません。

まとめ:手法にとらわれず、土を喜ばせること

自然農法を学んでいると、「○○をしてはいけない」「○○でなければならない」といった枠組みに囚われがちです。

しかし、今橋さんが語る大切な根本は以下の点に集約されます。

  • 肥料や農薬を持ち込まないこと
  • その土地や自然の巡りに合わないものを無理に入れないこと
  • 技術論で対立せず、土と作物に感謝して向き合うこと

手法の正しさに固執するのではなく、「どうすれば土が喜んで力を発揮してくれるか」という視点を持つことが重要です。感謝の姿勢を大切にしながら、日々の畑づくりに向き合ってみてください。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

米ぬかは不要?耕起論争のシンプルな答え

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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