島の自然農園とまんがら農園に学ぶ、無肥料栽培の土作りと連続収穫の知恵

島の自然農園とまんがら農園に学ぶ、無肥料栽培の土作りと連続収穫の知恵 土作りと自然の仕組み
土作りと自然の仕組み

島の自然農園とまんがら農園に学ぶ、無肥料栽培の土作りと連続収穫の知恵
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自然栽培を20年実践している今橋さんが、島の自然農園の山岡さんとともに、まんがら農園のいこさんの畑を訪問しました。現場の土や作物の状態を見ながら、無肥料栽培の遷移や病害虫への向き合い方について深い意見交換が行われています。その具体的な内容を整理してお伝えします。

耕作放棄地から1年目の畑が見せる驚くべき生命力

最初に見学したのは、約20年間放置されていた元タバコ畑を開墾した区画です。木をチェーンソーで伐採して抜根し、初期に一度だけトラクターを入れた後は不耕起で管理されています。

ここでは果樹の間に野菜を育てる立体的な畑作りが進められていました。完全無肥料で軽く畝を立て、種をばらまきしただけですが、虫食いのない巨大な大根や小松菜、ニンジンが見事に育っています。

土質は保肥力の低い砂質の真砂土(まさど)です。それでも作物が育つ背景には、20年という歳月をかけて植物が有機物を蓄積し、土を浄化してきた歴史があります。樹木の根が土中深くへ伸びることで、土壌構造を改善する効果も期待されています。

開墾3〜4年目の地力低下と傾斜地の課題

続いて見学したのは、開墾から3〜4年目を迎えた傾斜地の畑です。1〜2年目は無肥料でもキャベツやブロッコリーが豊作でしたが、年数を経るにつれて作物の勢いが落ちていました。

傾斜地にある真砂土は、降雨のたびに養分が下方へ流亡しやすい特徴を持ちます。いこさんは米ぬかと有機石灰を表面に混ぜ、定期的に管理機で空気を入れて土作りを試みました。しかし、猛暑によるチッソ分のガス化や多雨による流亡が重なり、期待通りの地力維持には至りませんでした。その結果、キャベツには菌核病が発生しています。

この状況に対し、山岡さんは自身の畑での経験を共有しました。あえて補いを減らすと野菜は小さくなりますが、病気は発生しにくくなります。小さく育ったキャベツが寒さで紅葉した結果、鳥に葉を認識されず、鳥害を防げたという事例も紹介されました。

野菜に合わせる工夫と連続収穫のアイデア

畑の状態に合わせて収穫方法を工夫する重要性についても議論が交わされました。

山岡さんの畑では、ブロッコリーを無理に大きく育てようとはしません。密植して小ぶりのものを数多く収穫し、側花蕾も活用して出荷セットを組み立てています。野菜のサイズを畑の力に合わせる自然農ならではのアプローチです。

今橋さんも、独自の連続収穫の手法を明かしました。水菜などの葉物野菜は、大きく育てて一度に引き抜くのではなく、地上部の葉だけを刈り取って出荷します。残った株から再び新しい葉が伸びるため、何回も連続して収穫が可能です。

病気が出やすいエンドウの栽培についても意見が交わされました。まんがら農園では愛媛AIなどの微生物資材を投入しても、3月頃に立ち枯れが発生してしまいます。

これに対し山岡さんは、畝の表面を軽く削って中耕し、根元に酸素を送り込む方法を提案しました。地上部が伸びないときは地下の根も止まっているため、空気の通り道を作ることが有効です。さらにエンドウ類は過湿を嫌うため、高畝にして水はけを確保することや、自家採種による土地への適応が解決策として挙げられました。

自然農と菌ちゃん農法を融合させた土作り実験

畑の一角では、自然農の手法と菌ちゃん農法の原理を掛け合わせた実験が行われていました。

通常の自然農では、仏の座やハコベなど窒素分を含む柔らかい草を敷きます。一方、この実験区ではススキやカヤなど、茎が硬く炭素率(C/N比)の高い草だけを10cmほどの厚さに敷き詰めています。硬い植物遺体を糸状菌に分解させ、空気中の窒素を固定するサイクルを畑に定着させる狙いです。

また、シイタケ栽培で使われたヒノキの廃菌床を粉砕し、2〜3年寝かせた資材の活用も試みられていました。

実験中の玉ねぎの畝では、防草シートで覆った区画と、硬い草を厚く敷いただけの区画の双方が比較されています。結果として、どちらも同じように順調な生育を見せていました。厚く草を積むことで地中の水分が保たれれば、防草シートを使わなくても糸状菌を十分に働かせられる可能性が示されています!

今橋さんの畑でも、外部から資材を持ち込まずに玉ねぎの連作が行われています。栽培開始から3年目までは小さくしか育ちませんでしたが、4年目以降に土中の窒素固定菌などの活動が活発化し、急激に立派な玉ねぎが育つようになりました。

過剰な肥料分を畑に入れず、土の中に本来備わっている微生物の働きを引き出すことが、持続的な栽培を支える土台となります。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

島の自然農園とまんがら農園に学ぶ、無肥料栽培の土作りと連続収穫の知恵

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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