13年続く学校の自然農法教育|MIHO美学院中等教育学校の取り組みとチェーン除草の実践

13年続く学校の自然農法教育|MIHO美学院中等教育学校の取り組みとチェーン除草の実践 自然栽培の心と学び
自然栽培の心と学び

13年続く学校の自然農法教育|MIHO美学院中等教育学校の取り組みとチェーン除草の実践
※画像をクリックすると拡大表示されます

自然農法を学校教育に取り入れ、13年にわたり実践を続けている現場があります。滋賀県甲賀市にあるMIHO美学院中等教育学校です。

今回は、自然栽培を20年実践されている今橋さんが同校を訪問した動画から、生徒たちが取り組む農作業の様子や教育方針について内容を整理してお届けします。

学年ごとに深まる自然農法のカリキュラム

学年ごとに深まる自然農法のカリキュラム▶▲ この部分を動画で見る(1:15 から再生)

同校では、中学1年生から高校1年生までの生徒が自然農法を学んでいます。学年ごとに段階的なカリキュラムが組まれているのが特徴です。

中学1年生と2年生は、生徒一人ひとりが「マイガーデン」と呼ばれる専用の区画を持ちます。自分たちの手で野菜を育て、1年生の収穫時には手作りピザを焼いてピザパーティーを開くのが恒例です。

中学3年生になると、栽培の規模が広がります。4枚の水田を使った稲作や、大豆の栽培を中心に行う構成です。

高校1年生では、小豆やかぼちゃなどの栽培を担当します。収穫した農産物は、茶道のお茶会で使うお菓子や加工品へと姿を変え、学校生活のさまざまな場面で活用されています。

水田の初期除草における「チェーン除草」の役割と手順

水田の初期除草における「チェーン除草」の役割と手順▶▲ この部分を動画で見る(3:15 から再生)

動画内では、中学3年生の授業として行われた水田の「チェーン除草」が紹介されました。この学校の水田はすべて自然農法で管理されています。

生徒による解説によると、チェーン除草は田植え直後の初期除草として非常に効果的です。具体的な手順やポイントは次のように説明されています。

  • 田植えを終えてから、およそ3日ごとの間隔で実施する
  • 期間としては田植え後の約2週間継続して行う
  • うまく実践できれば雑草の発生を大幅に抑えられる

チェーンを引いて水田を歩くと、土が巻き上げられて水が強く濁ります。この濁りが太陽の光を遮るため、底にある雑草の種が光合成できず、発熱や発芽を防ぐ仕組みです。

作業中には、浮き上がった草の種を取り除く効果も期待できます。生徒たちは声を掛け合い、交代しながら手際よくチェーンを引いて作業を進めていました。

作業後には教室へ戻り、全員が「農業日誌」を記入します。天気や作業内容だけでなく、チェーン除草の仕組みや感想、さらには作業を通じた一句を詠むなど、丁寧な振り返りが行われています。

自然農法の野菜が持つ力とエナジーテスト

自然農法の野菜が持つ力とエナジーテスト▶▲ この部分を動画で見る(14:30 から再生)

授業後の教室では、今橋さんによる「野菜のエナジーテスト」が実演されました。これまで1,000人以上に対して行ってきた検証方法です。

テストの手順は次の通りです。

  1. 被験者は両足のつま先をそろえてまっすぐ立つ
  2. 両手をクロスしてお腹の上にぴったりと当てる
  3. 背筋を伸ばした体勢を維持し、検査者が上から下に力を加えて負荷をかける

慣行栽培の野菜を体に当てた状態と、自然農法の野菜を当てた状態とで、体の踏ん張る力がどう変化するかを比較します。

一般的な検証では、自然農法の野菜を持つと体がブレずに安定する傾向が見られます。一方で、慣行栽培の野菜を持った状態では、軽い力でも体勢が崩れやすくなると今橋さんは語ります。

今回の生徒たちをテストした際、慣行栽培の野菜を持った状態でも強い抵抗力を示しました。今橋さんによれば、生徒たちが日頃の寮生活で自然農法の食事を継続して食べているため、身体の基礎的なエネルギーが最初から高いためです。

作物の栽培方法によって、人が受け取るエネルギーには明確な違いが生まれます。

「生活即教育」の理念と心を育む学校環境

「生活即教育」の理念と心を育む学校環境▶▲ この部分を動画で見る(16:30 から再生)

なぜ学校教育の場で自然農法を実践しているのかについて、担当教諭から教育方針が語られました。

同校の根底にあるのは「生活即教育」という理念です。自分たちで野菜を育て、調理し、自分たちで食べる行為は、人間の生きる営みの基本といえます。

この一連の工程を自然農法を通じて体得することは大きな価値を持ちます。6年間の学校生活を終えて社会へ出た際、自然の摂理を発信できる人や、自ら安心な食を作る担い手になってほしいという願いが込められています。

また、生徒たちの意欲の高さも紹介されました。事前の田植え実習では、例年時間内に終わらないことが多かった作業が、学年の団結力によって授業時間内にすべて完了したそうです。

作業中にお互いを大きな声で応援し合う姿からも、協調性や助け合いの精神が現場で養われている様子がうかがえます。

さらに今橋さんは、校内ですれ違う生徒全員が自然に挨拶を交わす礼儀正しさや、施設を案内する職員への感謝の言葉を忘れない姿勢に深い感銘を受けていました。ゴミがひとつも落ちていない清潔な環境も、生徒たちの美しい心を映し出しています!

まとめと学校関係者へのメッセージ

MIHO美学院中等教育学校の実践は、単なる農業体験にとどまりません。土に触れ、命を育てる過程を通じて、健全な心と体を育てる人間教育そのものとなっています。

同校では定期的なオープンファームなども計画されており、外部からの見学も歓迎しているとのことです。

自然農法を教育現場に取り入れたいと考えている学校関係者に対しては、学校側も協力する姿勢を示しています。今橋さん自身も、学校関係者からの相談や訪問依頼があれば喜んで協力したいと呼びかけています。教育に関わる方は、一度現場の取り組みを参考にしてみてください。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

13年続く学校の自然農法教育|MIHO美学院中等教育学校の取り組みとチェーン除草の実践

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました