自然栽培の残渣処理と連作の基本

自然栽培の残渣処理と連作の基本 土作りと自然の仕組み
土作りと自然の仕組み

自然栽培の残渣処理と連作の基本
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リレー栽培と育苗時の水やり

リレー栽培と育苗時の水やり▶▲ この部分を動画で見る(2:30 から再生)

限られた畑の面積を活用するため、夏野菜から冬野菜へリレー栽培を行う方は多くいます。今橋さんの経験では、夏野菜の後に冬野菜を植えて支障が出た野菜は特にないといいます。

育苗時の水やりについても質問が寄せられました。ネギの発芽後に苗が消えてしまう場合、水不足で枯れているなら水やりが必要です。

今橋さんは畑に直まきをせず、育苗してから定植しています。苗の段階では毎日水やりを行い、15〜30センチほどに育ててから畑へ植え付けます。直まきは管理面積が広くなり、水やりが大変になります。小さな面積で苗をしっかり管理してから定植する方法が有効です。

収穫後の残渣はその場で土へ還す

収穫後の残渣はその場で土へ還す▶▲ この部分を動画で見る(6:00 から再生)

収穫後の残渣(ざんさ)について、今橋さんは決まった手順を細かく定めていません。基本的に残渣を集めて堆肥化することはせず、その場で切り落として畑に戻します。

作物ごとの具体的な処理方法は次の通りです。

  • リーキ(西洋ネギ):収穫時に根と葉をその場で切り落とします。連作しているため、翌年5月にトウ立ちした段階で耕し、残渣ごと土へすき込みます。
  • トウモロコシ:太い茎は管理機で埋め込めないため、一度引き抜きます。抜いた茎は通路などに敷き、時間をかけて畑へ還します。
  • ケール・チャード:販売に適さない大きすぎる葉や枯れた下葉は、収穫時に切り落として畑に落とします。連作の畑では、翌年3月の耕起時にそのまま土へすき込みます。
  • レタス:苦味のある外葉はその場に落とします。収穫終了後に畑全体を耕すことで、自然に枯れた葉を土にすき込みます。

腐ったカボチャなどの残渣を処理する場合、過去には畑の一角に置き場を作っていました。ある程度の量がたまった段階で耕し、土へすき込んでいた実績があります。

家庭から出る野菜くずの扱い

台所から出る調理くずを畑に入れたいという相談も多くあります。100パーセント自然栽培の野菜くずであれば、畑に戻しても問題ありません。

一方、スーパーなどで購入した一般的な野菜は、農薬や肥料が含まれている可能性があります。これらを畑に入れると土が弱る原因になるため、持ち込まないのが原則です。

どうしても廃棄を避けたい場合は、畑の一角に専用の置き場を作って集めます。ただし、そこでできた堆肥は野菜の作付けエリアには使わないよう注意を促しています。

日本とイギリスの土質の違い

日本とイギリスの土質の違い▶▲ この部分を動画で見る(12:00 から再生)

イギリスの農地は粘土質が多く、赤土の地域も目立ちます。今橋さんの農場も粘土質です。

これに対して日本の土は黒土が多く、深く掘っても豊かな層が続きます。土質という点において、日本は野菜栽培に非常に恵まれた環境です。

もっとも、自然栽培は土質を選びません。アメリカの砂のような土でも、自然栽培で立派に野菜が育つ現場があります。土質にとらわれず、それぞれの土が持つ力を引き出す視点が欠かせません。

自然の摂理に沿った連作の力

自然の摂理に沿った連作の力▶▲ この部分を動画で見る(16:15 から再生)

今橋さんは十数種類の野菜で連作を実践しており、すべて成功を収めています。連作を続けると、土がその野菜に適した状態へ順応していきます。土が野菜の育て方を覚え、専門家のような状態に仕上がるためです。

自然界を見渡すと、種は親植物の足元に落ちて翌年また同じ場所で芽吹きます。何千年も同じ場所で生き続ける樹木も存在します。自然の営みそのものが連作であり、連作こそが自然の理にかなった姿といえます。

連作を重ねることで、以下のような変化が現れます。

  • 病気や害虫への耐性が高まる
  • 野菜の品質が向上する
  • 収穫の安定性が高まる

トウモロコシの栽培実験では、7年以上連作した区画と初めて栽培した区画で比較が行われました。同じ種を用いても、連作した畑の方が明らかに充実した株に育ちます。

連作で失敗が起きる場合、土中の微生物の働きが鈍いことや、土と種が十分に正常化されていないことが主な原因です。連作の成否を検証する際は、同じ畑の中で連作区画と非連作区画を隣り合わせで作図し、生育を比較することが大切です。

今橋さんが考える連作の定義

今橋さんが考える連作の定義▶▲ この部分を動画で見る(20:15 から再生)

連作についての捉え方は人によって異なります。今橋さんが定義する連作とは、同じ品目を毎年同じ場所で育て続けることです。

例えば、レタスを収穫した後に豆を植え、その後に再びレタスを植える体系は連作とは呼びません。別の作物を挟むと、土の記憶がいったんリセットされてしまいます!

土はレタスの作り方を覚えた直後に豆の作り方を覚え直すことになり、いつまでも「1年生」の状態から抜け出せません。品種まで統一して同じ場所で育て続けることで、土はその野菜に完全に順応します。

ただし、連作は義務ではありません。畑の広さに制限がある場合や、栽培期間が重なる場合は、無理をせず輪作やリレー栽培を選択して構いません。自分の環境に合わせて楽しんで栽培することが最も大切です。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

自然栽培の残渣処理と連作の基本

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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