自然農法において、自家採種や連作が作物にどのような影響を与えるのかは、多くの実践者が関心を持つテーマです。今回は、自然栽培を22年実践されている今橋さんが、視聴者からの質問や食糧危機に関する反響に答えた動画の内容を整理してお伝えします。
自家採種を続けると野菜は弱くなるのか
視聴者から「種の交換会で、同じ作物でも外部と交換して植えた方が強くなると聞いたが、自家採種を続けると弱くなるのか」という質問が寄せられました。
この疑問に対し、今橋さんは自身の22年間の経験から、自家採種を繰り返すほど強い野菜が育つと断言します。作物が病気にかかりにくくなり、収穫量が落ちることも経験上ないとのことです。
例外として、作物が「原種」に近づく現象は見られます。今橋さんの畑では、17年自家採種を続けているトマトが年々小さくなり、ゴルフボールより一回り大きいサイズに落ち着きました。ただし、味は抜群においしくなり、野菜の持つ力強さは増しています。なお、この小粒化については原種に戻っただけでなく、約10メートル離れたミニトマトと自然交配した可能性が高いとも説明されています。
今橋さんの圃場では現在40種類以上の野菜を育てており、自家採種の成功率は9割を超えています。100%にならない理由は、毎年新しい品目の栽培に挑戦しているためです。ニンニクやタマネギなども、自家採種を続けるうちにしっかりと大きく育つようになっています。
連作障害は起こるのか|土のみで育てる自然農法の基本
一般的な農業では連作障害が懸念されますが、今橋さんの実践する自然農法では連作障害は起こらないとされています。むしろ、同じ場所で連作を重ねることで、より野菜が育ちやすくなり、強い作物が育つ環境が整っていきます。
今橋さんが実践している自然農法の要点は次の通りです。
- 完全無肥料、無農薬で栽培する
- 堆肥を使う場合は、100%自然な草や野菜由来のものに限定する
- その堆肥も段階的に減らし、最終的には「土のみ」で栽培する
- 種はできる限り自家採種を続ける
今橋さんの圃場では、14年間にわたり土に堆肥を含めた資材を一切投入していません。土の力だけで十分に野菜が育っています。
栽培方法としては連作が推奨されますが、輪作を否定しているわけではありません。小さな畑で年に1回しか作れない野菜を連作しようとすると、長期間その区画が空いてしまいます。そうした敷地や作付けの都合に合わせて、無理に連作にこだわらず輪作を取り入れても問題ありません。
食糧危機に対する様々な視点と今橋さんの姿勢
動画の後半では、前回の食糧危機に関する動画へ寄せられたコメントが紹介されました。視聴者からは、現在の世界情勢への懸念や、個人で自給に取り組む重要性など、多角的な意見が集まっています。
コメントの中には、被爆直後に「70年間は草木も生えない」と科学的に言われながらも、わずか1年後には緑が戻った広島の事例に触れる声もありました。今橋さんもこれに共感し、地球が持つ再生力の力強さを改めて強調しています。
また、過去には圃場のトマトが一夜にしてすべて盗難に遭う被害も経験されたそうです。その際も怒るのではなく「困っているなら差し上げるので声をかけてほしい」と感じたといいます。
情報があふれる現代において、何が真実かを見極めるのは簡単ではありません。今橋さんは、一人ひとりが正しいと信じる行動を積み重ねることが重要だと語ります。自然農法を広め、作物を育てる仲間を増やすことで、将来の危機を助け合って乗り越えていく姿勢が示されました!
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。










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