自然農法で土は耕すべき?22年の実践から見えた土壌と栽培の真実

自然農法で土は耕すべき?22年の実践から見えた土壌と栽培の真実 土作りと自然の仕組み
土作りと自然の仕組み

自然農法で土は耕すべき?22年の実践から見えた土壌と栽培の真実
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自然農法において、土を耕すべきか耕さないべきかという問いは、多くの人が悩むテーマです。22年間にわたり自然農法を実践している今橋さんは、この疑問に対して明確な見解を持っています。

実際の土壌データや畑での管理方法を交えながら、今橋さんが語った栽培の要点を整理してお伝えします。

2023年6月 日本各地での講演会情報

今橋さんは2023年6月に一時帰国し、日本国内の3拠点で「自然農法ラーニングプログラム パート1」を開催します。初心者から食に関心のある人まで幅広く対象としたイベントです。

  • 広島県福山市(6月5日 月曜日):受付は9時15分、講義は9時30分から11時30分までです。質疑応答のほか、自然農法の野菜や加工品の販売も行われます。参加費は1,000円で、お茶パックが付属します。会場は東部市民センター(福山市伊勢丘6-1-1)です。申し込みは「たまちゃん農園」のInstagram(@tamachannouen2541)またはLINE(@442zvnS)で受け付けています。定員は40名です。
  • 青森県(6月9日 金曜日):開催が決定しており、詳細な案内は追って告知されます。
  • 兵庫県西宮市(6月11日 日曜日):開演は14時です。13時45分からはハーブ奏者の麻酔英子さんによるオープニング演奏があります。会場はプレラホール(定員250席)です。参加費は1,000円で、参加者全員に自然農法のお米2合がプレゼントされます。申し込みは、未来企画(mirai@kmj.biglobe.ne.jp)へのメール連絡となります。

自然農法における「耕す・耕さない」の結論

今橋さんの実践する自然農法では、土を耕しても耕さなくてもどちらでも構いません。実践する農家自身が選択すべき事柄であり、手法そのものに優劣はないと今橋さんは語ります。

不耕起を選ぶ人は、土壌構造の保護や微生物の死滅を防ぐ目的を持っています。今橋さんはその考え方を深く尊重しています。

一方で、今橋さん自身は22年間一貫して土を耕してきました。耕起作業を行う際も、土が喜んでいる感覚を抱いているといいます。

大切な点は、耕しすぎないことです。過度な耕起は土にダメージを与えます。作業時は地中の生き物への感謝と配慮を忘れず、必要最低限の耕起にとどめることが肝心です。

押さえておくべき自然農法の4つの重要ポイント

押さえておくべき自然農法の4つの重要ポイント▶▲ この部分を動画で見る(6:45 から再生)

耕起の有無よりも、押さえるべき基本原則を守ることの方がはるかに重要です。今橋さんは、次の4つの柱を挙げています。

  1. 無肥料・無農薬での栽培:資材を一切投入せず、土そのものの力だけで作物を育てる状態を目指します。
  2. 自家採種の実施:F1種(一代交配種)や遺伝子組み換え種子は使わず、固定種などを自家採種して命をつなぎます。
  3. 土と作物への感謝:育てる対象に対して常に感謝の心を持って向き合います。不平不満をぶつけると作物の力は弱まります。
  4. 連作の推奨:可能な環境であれば連作を行います。同じ場所で作り続けることで、作物は土地に適応してより強くなります。難しければ無理に行う必要はありません。

この原則を守っていれば、耕すか耕さないかは小さな問題にすぎないと今橋さんは述べています。

耕し続けて10年、土壌検査で判明した微生物と栄養の事実

耕し続けて10年、土壌検査で判明した微生物と栄養の事実▶▲ この部分を動画で見る(11:15 から再生)

今橋さんの農場には、毎年200名以上の見学者が訪れます。その際、「無施肥で耕し続けると土の養分が枯渇し、やがて作物が育たなくなる」と指摘されることがありました。

そこで今橋さんは、土壌の健康状態を科学的に確認するため、公的な専門研究機関に土壌分析を依頼しました。

自然農法を開始して5年目(2014年)の検査では、外部から何も施入していないにもかかわらず、十分な養分が検出されました。土壌微生物の活性度も標準的な数値を維持していました。

さらに開始から10年目(2019年)に再検査を実施したところ、土中の養分は保たれたままでした。それどころか、微生物の活性度は5年前を大きく上回り、非常に高い数値へと上昇していたのです。

この測定結果から、土を耕す行為自体が土壌を劣化させるわけではないと証明されました。土を真に弱らせる主因は、外部から投入される化学肥料や農薬にあります。

視聴者からの質問と回答

動画後半では、視聴者から寄せられた栽培上の疑問に対して、今橋さんが自身の経験をもとに回答しました。

前作の残渣は残したまま耕してよいか

残渣をすき込むかどうかは、作業のしやすさに応じて柔軟に判断して構いません。

今橋さんも、小さな野菜の株であればそのままトラクターで土にすき込んでいます。一方で、ケールのように根や茎が巨大な作物は、事前に手作業で取り除きます。残渣を土壌の栄養源としてすき込まなければならない、といった縛りはありません。

草マルチには庭の雑草を使えるか、乾燥させるべきか

草マルチに使う草の種類は、庭に生えているどのような雑草でも問題ありません。

専用の草を用意する必要はなく、今橋さんは生えている草をそのまま活用して立派に野菜を育てています。刈り取った生草をそのまま敷いても支障はありません。一度枯らしてから敷く流派もありますが、使いやすい方法を選べば十分です。

カボチャの整枝・水やり・収量について

カボチャ栽培において、今橋さんはつるの先端を止める「摘心(芯止め)」を一切行いません。定植後は自然のままに伸ばし続けます。

水やりに関しても、定植時に9センチポットの苗へしっかり吸水させた後は、畑で一度も水を与えません。2カ月間雨が降らない干ばつに見舞われた年でも、全期間を通じて散水した時間は合計10分程度でした。

自然農法で育った作物は、地下深くへと根を伸ばします。自力で地中深くから水分を吸い上げるため、潅水の必要がありません。

約25メートル×7メートルの区画(連作10年以上・自家採種)において、一般の来訪者は収量を50キロから100キロ、有機農家は200キロと予想しました。

しかし、実際の収量は毎年およそ400キロに達し、最高で600キロを記録しました!

手をかけすぎず、作物が本来持つ力を引き出すことで、多大な収穫が得られることを実証しています。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

自然農法で土は耕すべき?22年の実践から見えた土壌と栽培の真実

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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