2月に入ると、少しずつ春の作付け準備が始まります。自然栽培20年の実績を持つ今橋さんは、天候が不安定な初春においてポット育苗をフル活用しています。土が乾かない時期でも栽培の幅を広げる工夫や、2月に播ける野菜についてまとめました。
2月から種まき・植え付けができる野菜
まだ寒さが残る時期でも、品種を選べば種まきや植え付けが可能です。動画内で紹介された野菜の特徴を整理しました。
リーフレタス
寒さに強いリーフレタスは、2月の早い段階から種まきができます。結球する丸いレタスは、少し暖かくなる3月以降が適期です。今橋さんの圃場では、自家採種を重ねたレタスがマイナス5度でも冬越ししています。
チャード(フダンソウ)
寒さに非常に強く、冬の間も葉を収穫しながら少しずつ成長を続けます。栽培が難しいホウレンソウの代わりとしても重宝する野菜です。自家採種を続けることで地域の寒さへの耐性がつきます。2月から9月頃まで播種でき、こぼれ種でも自然に発芽します。
キクイモ
2月から3月にかけて植え付けを行います。収穫後の12月に植え込んでも問題ありません。草丈が2メートルほどまで伸びるため、圃場の風よけとして活用できます。ただし周囲が日陰になりやすいため、太陽の向きを計算した配置が必要です。
トマト・ミニトマト
暖かい地域では2月中旬から下旬にかけて種まきを始めます。初期は冷え込むため、ポットで苗を育ててから定植するのが基本です。
ジャガイモ
植え付けの約2週間前から日光に当てて芽出しを行います。直射日光を当てて5ミリほど芽が伸びた状態にしてから植え付けます。
ポット育苗がもたらす栽培のメリット
春先は雨が多く、外の畑がぬかるんで畝立てができない場面がよくあります。こうした状況で力を発揮するのがポット育苗です。
播種時期を前倒しできる
土が濡れていて畑に入れなくても、ポットに種を播いておけば育苗を進められます。植え付けまでの約1か月間に畑の準備を整えられます。天候に左右されず、栽培計画をスムーズに進めるための大きな武器になります。
ポットのサイズを使い分ける
野菜の性質に合わせてポットの大きさを選びます。
- 3センチ前後の連結セルトレー:レタスやチャードなど、小さな苗作りに適しています。
- 9センチ前後のポット:カボチャやズッキーニなど、初期から大きく育つ野菜に向いています。
育苗用の土が足りない場合は、まず小ポットに播種します。苗が育つまでの1か月の間に土を用意し、大ポットへ鉢上げする方法も有効です。
ポリトンネルと簡易ハウスの活用
ポット育苗とセットで使いたいのがポリトンネルや簡易ビニールハウスです。内部の温度を保つことで発芽が揃い、初期の生育が格段に早くなります。
家庭菜園であれば、市販の小型簡易温室でも十分に機能します。ただし雨が当たらないため、晴天時には土が急速に乾燥します。水切れで苗を枯らさないよう、最低でも1日1回は土の乾き具合を確認してください。
実践:失敗を防ぐレタスの種まき手順
今橋さんが動画内で実演した、ポットでのレタス播種手順を解説します。
- 土に深めの穴(ギャップ)を作る:ポットの土の表面に、指などで数センチの深さのくぼみを作ります。このくぼみが、水やり時の種の流出を防ぐ壁になります。一般に好光性種子とされるレタスですが、今橋さんは深く播いても問題なく発芽すると説明します。
- 1穴につき2〜3粒ずつ播く:多少多めに入っても神経質になる必要はありません。
- 土をかぶせて平らにならす:上から土をかぶせ、表面を軽く手でならします。
- ネットをかぶせて水やりを行う:レタスの種は非常に軽いため、水圧で流される危険があります。ポットの上に防虫ネットなどをかぶせ、その上から優しく水を注ぎます。ネットは初期の直射日光を遮り、乾燥を防ぐ役割も果たします。
ポットを上手に活用することで、寒冷期や悪天候でも無理なく栽培をスタートできます!まずは育てやすい葉物野菜から試してみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。











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