自然栽培を実践する現場では、苗の管理から畑の立ち上げまで多様な課題に出会います。今回は自然栽培20年の今橋さんが語る育苗時の乾燥対策と、兵庫県姫路市で自然農法を始めた「レムリアな村づくり」の彩さんの圃場の様子を整理してお届けします。
育苗ポットの乾燥と日差しへの対策
育苗ポットに日が当たりすぎると、土が乾いて発芽が遅れるケースがあります。対策として新聞紙をかぶせる方法もありますが、今橋さんは使用しません。新聞紙のインクが土に入る点を気にするためです。新聞紙しかない場合は使っても問題ないとしつつ、今橋さんは黒いネット(遮光ネット)を活用しています。
黒いネットを1枚かぶせるだけで、土の水分をしっかりと保持できます。黒色であっても日光は適度に通るため、発芽への影響はありません。特にレタスなどは、水やりの勢いで種が流れてしまう場合があります。そうしたトラブルを防ぐ目的でも、ネットの活用は有効です。
ハウスがなくても外で育苗できる工夫
育苗はビニールハウスがなくても、屋外で行えます。外で育苗する際に最も注意すべき点は、強すぎる日差しによる乾燥です。土の表面が乾くと発芽が極端に遅れてしまいます。
乾燥を防ぐ方法として、黒ネットのほかに草マルチも活用できます。土の上に刈り取った草を敷いておけば、十分な湿度を維持可能です。日差しが強すぎる場合は一時的に日陰を作ったり、市販の小さなミニトンネルを設置したりして温度と湿度を管理します。環境に合わせて身近な資材を工夫することが大切です。
自然界の虫や鳥のフンへの向き合い方
畑や苗床に鳥や虫のフンが落ちていても、今橋さんは防ぐ必要がないと断言します。自然界の生き物が訪れて痕跡を残すのは、当たり前の営みだからです。
今橋さんの圃場でも鳥や野うさぎのフンが見られますが、それらを細かく取り除く作業はしていません。自然の一部としてそのまま受け入れる姿勢が、自然栽培の根本にあります。
「レムリアな村づくり」彩さんの取り組み
動画の後半では、兵庫県姫路市で自然農を始めた彩さんが紹介されています。彩さんは2021年8月にオンラインサロン「レムリアな村づくり」を立ち上げました。自分らしく生きる場を目指して活動を広げ、現在は全国に100名以上の仲間がいます。
持続可能な村づくりを具体化する中で、彩さんは「食」の大切さに着目しました。自分自身と地球の双方が喜ぶ暮らしを求め、1年目の畑で畝立てから自力で行い、自然農法をスタートさせています。
初めての種まきと野菜たちの生育状況
今橋さんのアドバイスを受けながら、彩さんの畑で行われた種まきと、その後の生育の様子が報告されています。
ニンジンの種まき
一般的にニンジンは光を好む好光性種子とされます。しかし今橋さんは過去にその性質を知らず、土を厚めにかけていた時期でも問題なく収穫できていたと語ります。彩さんの圃場では、種をまいた後に軽く土をかぶせてしっかりと鎮圧し、初期の水やりを行いました。後日の観察では無事に発芽が確認されています。
各野菜の初期成育
彩さんの畑では、多様な野菜が育てられています。
- 水菜:近所からもらった草で草マルチを施し、順調に成長
- 黒大豆・ジャガイモ:確実に芽を伸ばし、力強く生育中
- 小松菜・マスタード:虫食いは見られるものの元気に発芽
- かぼちゃ・キャベツ:順調に発芽を確認
一方で、トマトや一部の唐辛子、米ナスなどは発芽しなかったり、周囲の草に埋もれたりする難しさにも直面しています。彩さんは気を取り直し、再度の種まきに取り組む予定です。
自然と調和しながら進める野菜作りは、一筋縄ではいかない部分も含めて大きな学びを与えてくれます!失敗を恐れず、土と野菜の変化をじっくりと観察してみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。












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