2024年の夏、全国のスーパーからお米が姿を消す事態が発生しました。自然栽培を20年実践している今橋さんが、この「お米騒動」の背景や今後の見通しについて動画で解説しています。現在起きている現象の理由と、今後の動向を整理して伝えます。
スーパーでお米が消えた現状
2024年8月下旬の時点で、各地の小売店でお米の品薄状態が確認されました。今橋さんの調査によると、大阪府では約8割のスーパーや小売店でお米が売り切れていたといいます。
中にはレトルトご飯を前面に出して販売する店舗もありました。その売上は例年の数倍に達するなど、主食の確保に影響が出ています。
一方で、棚にお米が並んでいる店舗も存在しました。農家と直接年間契約を結んでいる小売店には、定期的に商品が入荷していたためです。
今回のお米不足が起きた主な要因
今橋さんは、今回のお米不足にはいくつかの明確な要因があると説明します。調査によって挙げられた主な理由は以下の通りです。
- 前年の猛暑によるお米の収穫量減少
- 南海トラフ地震の臨時情報による備蓄需要の増加
- 台風などの自然災害に備えた買い込み
- インバウンド増加などに伴う外食需要の拡大
全国のお米の民間在庫量は、例年平均で約200万トンあります。しかし2024年は156万トンまで減少していました。不作と需要増が重なった結果、流通量が大きく落ち込んだと今橋さんは語ります。
約30年前の「平成の米騒動」との決定的な違い
お米不足といえば、約30年前に起きた「平成の米騒動」を思い出す方もいるかもしれません。当時は記録的な冷害により大不作となり、タイ米が緊急輸入されました。
平成の騒動との最大の違いは、備蓄米制度の有無です。1995年に法律が整備され、現在は国が約90万トンの備蓄米を保有しています。これは10年に1度の不作にも供給可能な体制です。
制度としての備蓄が存在するため、過去の騒動と同一視して過度に心配する必要はないと今橋さんは指摘します。
新米の収穫による今後の回復見通し
この品薄状態はいつまで続くのでしょうか。今橋さんの調べでは、9月から順次回復していく見通しです。
早い地域では8月中旬からすでに新米の収穫が始まっています。9月に入れば全国各地から新米が流通し始めるためです。
今年も猛暑が続いたものの、稲そのものは順調に育っている地域が多いといいます。パニックになって買い占めるのではなく、必要な分だけを落ち着いて購入することが大切です。
お米の価格上昇と農業の持続可能性
お米の価格は、2022年から2023年にかけて10%以上上がりました。2024年にもさらに7%程度上昇しており、値上がりを実感する声は少なくありません。
ただし、コロナ禍の時期は外食需要の激減により、米価が大幅に下がっていました。数年前の基準と比べると、極端な高騰とは言えない側面もあると今橋さんは解説します。
現在、日本の農家の9割以上は慣行栽培を行っています。近年は肥料や農薬などの資材価格が高騰し、農家の経営を強く圧迫しています。
今橋さんは、農家が生活を成り立たせられる仕組みが重要だと強調します。命を支える食料の生産者を支えるためにも、適正な価格を受け入れる視点が必要ではないでしょうか。日々の主食が食卓に届くありがたさを、今一度見つめ直したいところです!
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。












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