台風の直撃を受けると、農作物の倒伏や施設の破損など、大きな被害が発生します。自然栽培20年の今橋さんの圃場でも、台風によって育苗ハウスが1棟吹き飛ぶ被害が出ました。
しかし、今橋さんは自然の猛威を単なる被害として片付けません。自然の摂理として受け止め、前向きに圃場と向き合っています。今回は、台風通過後のリアルな圃場の様子と、自然栽培における作物の生命力について整理してお届けします。
台風を「大地の浄化」と捉える自然栽培の視点
今橋さんの地域には、ほぼ直撃に近いコースで台風が通過しました。強い風雨により、圃場のハウスが1棟吹き飛ぶ事態となっています。
施設への被害は残念な出来事です。しかし今橋さんは、台風を「風と雨で大地を浄化させる役目がある」と捉えています。
地球という大きな視点で見たとき、台風は自然界に必要な現象として発生しています。目に見えない汚れを清め、リセットしてくれる作用があるとのことです。
浄化の後は必ず良い方向へ進むと今橋さんは語ります。被害が出たことに対しても感謝の気持ちを持ち、今後の展開を楽しみにしている姿勢が印象的です。
水浸しの土壌でも育つ野菜と強い種採り
圃場の一部は、水が引かずに1週間ほど水浸しの状態が続いていました。見学に訪れた人から「水稲栽培のようだ」と言われるほどの環境です。
過酷な環境でありながら、ズッキーニは大きく成長を続けています。さらに、同じ場所でニンニクやソラマメもしっかりと育ちました。
今橋さんは、この厳しい水浸しの場所で生き残ったニンニクから種を採ります。厳しい条件に負けずに育った個体から採種することで、より環境に強い種へと育っていくためです。
また、種採り用のニンジンでは間引きの工夫も見られます。小さく咲いた花を取り除き、大きな花へ養分を集中させて充実した種を採る手順をとっていました。
吹き飛んだハウスと倒伏から立ち上がる作物
被害の大きかった場所では、ハウスの金属フレームが曲がり、完全にひっくり返っていました。それでも、中にあった作物たちは力強く生き残っています。
トマトやナスは元気な状態を保っており、今後の復活が見込まれます。ピーマンは1本倒れたものの根は無事であり、そのまま成長を続ける見込みです。
外の畑では、草丈1.5メートルほどに育ったトウモロコシが植わっていました。強風で倒れてもおかしくない高さですが、自力で起き上がっていたのです!
吹き飛んだハウスは翌日には片付けが完了しました。過酷な風雨に耐え抜いた野菜たちは、訪問者が驚くほど大きく育ち続けています。
トマトの混植と交配に関する注意点
無事だった別のハウス内では、ミニトマトや大玉トマト、キュウリが順調に実をつけています。ここで今橋さんは、トマトの植え方に関する注意点を挙げていました。
ミニトマトと大玉トマトを隣同士で近くに植えると、互いに交配してしまいます。
自家採種を前提として純粋な種を残したい場合、両者を一緒に植えないことが推奨されます。これから栽培計画を立てる際は、配置に気をつけてみてください。
順調に育つ第3圃場の様子
今年から新たに栽培をスタートした第3圃場でも、台風の影響は見られませんでした。4月7日に植え付けた里芋や生姜が、順調に芽を伸ばしています。
定植時期が遅れたネギやズッキーニ、ナスなどはやや小ぶりです。しかし、落花生やカボチャ、オクラなどとともにしっかりと根を張っています。
自然災害に見舞われても、植物は土と繋がりながら自ら立ち上がります。自然の働きを丸ごと受け入れ、種を繋いでいく姿勢が自然栽培の土台となっています。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。












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