栽培計画と種つなぎ|固定種・在来種の計画シート

固定種・在来種を、次の季節へ。

畑の一年を描こう。
収穫から、種つなぎまで。

自分の地域と畑に合わせて、播く・育てる・採る・種を残す。
3つのシートで、次の季節につながる計画を立てませんか。

計画シートをダウンロード ↓

ダウンロードしてお使い下さい。

印刷して手書きするならPDF。入力して使うならExcel、またはGoogleスプレッドシートを自分のドライブにコピーしてください。

配布シートは書き込み用の空欄テンプレートです。Google版のコピーにはGoogleアカウントが必要です。原本に入力せず、自分のコピーを使ってください。

土と種を活かす知恵

育てて、選んで、
また播く。

固定種・在来種の種を、自分の畑で次の季節へつなぐ。収穫の予定と一緒に、種を残す株や実のことも考えてみましょう。

固定種

種を採って育てたとき、品種の特徴が比較的受け継がれやすい種です。交雑を防ぎ、残したい特徴を持つ株を選びながらつなぎます。

在来種

地域で長く育てられ、種を採り継がれてきた品種です。その土地の暮らしや食文化とともに、特徴が受け継がれてきました。

「固定種」は特徴の受け継がれ方、「在来種」は地域での歴史に着目した呼び方です。

自家採種でつなぐ、4つの仕事

  1. 01

    種を播く

    品種名・採種年・播いた日を記録します。

  2. 02

    育てて、選ぶ

    草勢・形・食味などを観察し、種を採る株を残します。

  3. 03

    熟すのを待つ

    食用の収穫と分けて管理し、品目に合った時期に採種します。

  4. 04

    整えて、保存

    品目に合った方法で種を取り出し、十分に乾燥。品種と採種年を付けて保管します。

保存した種を、次の季節にまた播く。

畑に合う株を見つけ、記録を重ねる。

自家採種は、残したい性質を選び続ける営みです。「毎年必ず強くなる」とは限りません。天候・交雑・病気などの影響も見ながら、選んだ理由と結果をカルテに残しましょう。

栽培&自家採種カルテを使う ↓
種をつなぐときに、知っておきたいこと

固定種・在来種でも、別の品種と交雑すると特徴が変わることがあります。開花時期や周囲の品種、袋掛けなどの対策を記録してください。

なお、F1種も種を採れる場合がありますが、次の世代では性質が分かれ、元の品種と同じ特徴が揃うとは限りません。このページの計画シートは固定種・在来種を対象にしています。

参考:農文協『自家採種ハンドブック』 / 農林水産省・在来作物の説明。

「食べる」から「種を残す」まで。

  1. 01播種
  2. 02定植
  3. 03収穫
  4. 04母本選抜
    株を残す
  5. 05採種・完熟
  6. 06調種・乾燥

種を採る株や実は、食用の収穫とは分けて残します。トマトは熟した実から、ナスやキュウリは食べごろを過ぎて十分に熟した実から採種します。大根や小松菜などは、秋から翌春の開花・採種までの計画も考えます。

工程の参考:農文協『自家採種ハンドブック』試し読み。

まず、年間の見通しをつける

どの地域を選ぶ? 地域区分の目安
寒地
北海道の多くの地域・高い山地
寒冷地
東北の多くの地域・本州の高冷地
温暖地
関東から西の平地の多く
暖地
太平洋・瀬戸内海沿岸の温暖な地域、南九州など
亜熱帯
沖縄・南西諸島など

農業の地域区分を参考にした目安です。山間部などでは、霜や地温に合わせて調整してください。

参考:タキイ種苗「野菜・花き作型呼称に用いる地域区分図」(66ページ)。『畑作の手引き』の区分と境界が完全に一致するかは未確認です。

山間部などでは、霜や地温に合わせて時期を調整してください。

出典:『畑作の手引き』の栽培暦をもとに作成。地域別の時期を月単位で整理しています。

印がある月の一部が該当します。月全体が適期という意味ではありません。

自分の畑の予定を残す

入力して印刷できます。入力は送信・自動保存されません。ページを閉じる前に印刷またはPDF保存してください。

実践を深めるための、2冊。

畑づくりと、種つなぎの手引き。

育て方や採種方法を詳しく確認したいときに。SNN BOOK STOREで紹介されている書籍をご案内します。

栽培の基本・品目別の育て方

秀明自然農法
「畑作の手引き」改訂版

自然に順応する考え方から、野菜を育てる基本作業、品目ごとの栽培方法まで。写真とイラスト付きの手引きです。

A4判・全300頁/2020年3月発行

販売ページで内容を見る ↗
採種の基本・品目別の方法

秀明自然農法
「自家採種の手引き」

野菜採種の基礎知識、品目ごとの採種方法と特徴、実践者の採種事例を紹介。自分の畑で種をつなぐための参考に。

A4判・全210頁/カラー写真・イラスト掲載

販売ページで内容を見る ↗

こちらは有料の書籍です。価格・送料・在庫は外部の販売ページでご確認ください。紹介は販売ページの書籍案内に基づいています。

種つなぎの記録に残したいこと

どんな株を残したか、近くで何が咲いていたか、いつ採り、どう乾燥・保管したか。品種名と採種年、自家採種を続けた年数も記録すると、次の年に振り返りやすくなります。

交雑防止の方法や必要な距離は野菜ごとに確認し、カルテに実際の条件を記入してください。

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