【自然農ファームツアー】人参葉で雑草を抑える仕組みと無肥料・不耕起圃場の栽培実験まとめ

【自然農ファームツアー】人参葉で雑草を抑える仕組みと無肥料・不耕起圃場の栽培実験まとめ 自然栽培の心と学び
自然栽培の心と学び

【自然農ファームツアー】人参葉で雑草を抑える仕組みと無肥料・不耕起圃場の栽培実験まとめ
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自然栽培を20年実践されている今橋さんが、カービーさんの圃場を訪問したファームツアーの記録です。畑の土壌管理から作物の混植実験、自然に生える野菜の力まで、現場での具体的な検証結果が紹介されています。

圃場の概要と4つの比較実験区画

圃場の概要と4つの比較実験区画▶▲ この部分を動画で見る(2:00 から再生)

カービーさんの圃場は、栽培方法の違いを検証するために大きく4つの区画に分かれています。

  1. 植物性堆肥の投入区画:地元で発生した刈草や剪定枝を粉砕し、発酵させた腐葉土状の堆肥を投入して耕起する区画です。
  2. 貸し農園区画:体験農園として利用されている区画です。
  3. 無肥料・耕起区画:肥料は入れず、耕作のみを行って作物の育ち方を観察する区画です。
  4. 無農薬・無肥料・不耕起区画:自然農法の基準となる区画で、耕さず肥料も持ち込まずに栽培を続けます。

資材を投入した場合と投入しない場合、そして耕起と不耕起での差を比較検証する試みが行われています。

春秋両用できるジャガイモの品種特性

春秋両用できるジャガイモの品種特性▶▲ この部分を動画で見る(4:45 から再生)

ジャガイモの周年栽培について、春と秋の両方で植え付けが可能な品種の検証結果が語られました。

  • 春秋兼用に適した品種:グラウンドペチカ、西海31号、農林1号などが挙げられます。これらは中生から中晩生の品種が多く、春植えの場合は収穫が7月頃までかかります。
  • 休眠期間による違い:春植えでは休眠の影響で発芽が遅くなり、収穫後の貯蔵期間が短くなる傾向があります。一方、秋植えでは適期に発芽しやすい性質が見られます。
  • 作型が限られる品種:男爵やメークインは春植え特化型で、秋植えには向きません。キタアカリも春秋両方で栽培可能ですが、成績はあまり良くないとのことです。

モグラとネズミの共生関係と作物の物理被害

モグラとネズミの共生関係と作物の物理被害▶▲ この部分を動画で見る(6:15 から再生)

畑におけるモグラの生態と、野菜への影響についても解説がありました。

モグラは肉食性のため、野菜を直接食べることはありません。ジャガイモなどをかじる被害の多くは、モグラの掘ったトンネルを利用して侵入するカヤネズミなどの仕業です。

モグラによる直接の被害は、地表下10〜15cmほどの浅い位置にトンネルを掘ることです。通路などの固い土を避け、野菜が植えられた柔らかい畝の直下に穴を掘る傾向があります。その結果、地中に空洞ができて土が陥没し、作物の根が乾燥したり傷んだりする物理的な障害が発生します。

猛暑と干ばつにおける大豆・白菜の生育状況

猛暑と干ばつにおける大豆・白菜の生育状況▶▲ この部分を動画で見る(9:00 から再生)

記録的な猛暑と雨不足に見舞われた年の、作物の反応についての報告です。

水やりをした大豆と無かん水の大豆の差

「日の丸大豆」を栽培した列では、予期せぬ結果が現れました。水源に近く頻繁に水やりを行った手前の株が先に枯れ、サヤの付きも悪くなりました。逆に、水やりが届かず完全に乾燥していた奥の株の方が、青々と生き残り生育が良好でした。過酷な環境下での水やりが、かえって植物のリズムを崩す場合があることが示されています。

白菜におけるシンクイムシの発生

例年であれば、9月上旬に直播きを行うことで虫害を避けて健全に育ちます。しかし当年は10月まで真夏並みの気温が続きました。

その結果、普段は発生しないシンクイムシ(ハイマダラノメイガの幼虫)が大量発生しました。生長点となる芯を食べられて一度全滅し、播き直しを余儀なくされています。

生姜と里芋の混植実験で見えた意外な結果

生姜と里芋の混植実験で見えた意外な結果▶▲ この部分を動画で見る(10:15 から再生)

一般的にコンパニオンプランツとして推奨される「生姜と里芋の混植」について、2年間の実験結果が明かされました。

カービーさんの実験では、里芋と混植した生姜は収量が落ちるという結果が出ています。生姜は直射日光を嫌うと誤解されがちですが、実際には強い光を好む作物です。里芋の大きな葉によって日陰ができると、生姜の光合成が阻害されてしまいます。

実験の結果から、生姜と里芋は混植せず単独で育て、生姜には十分な水やりを行う方が生育が格段に良くなると結論づけられています。

こぼれ種ニンジンの密生による雑草抑制効果

こぼれ種ニンジンの密生による雑草抑制効果▶▲ この部分を動画で見る(13:30 から再生)

畑のなかでも特に顕著な成果として、ニンジンの自家採種と自然発芽による雑草抑制が紹介されました。

種を付けたニンジン(フランスの固定種であるマルーシュカなどの白人参や黄色人参)を、7月下旬にハンマーナイフモアで粉砕しました。そのまま軽く耕して平らにならし、放置したところ、8月下旬から一斉に発芽が始まりました。

夏場の乾燥した気候にもかかわらず、雑草よりも早くニンジンが密生しました。その旺盛な葉が地面を完全に覆い尽くし、草が生える隙間をなくしています!

購入した種(時なし五寸など)を丁寧に蒔いた区画よりも、畑で自然に落ちた種から育った株の方が圧倒的に強く育ちました。固定種は代を重ねるごとに白や黄色が混ざり合っていきます。密集して育つため雑草取りの手間は省けますが、根を太らせるためには適切なタイミングで間引きを行う必要があります。

自家採種ブロッコリーの播種方法と果樹の管理

自家採種ブロッコリーの播種方法と果樹の管理▶▲ この部分を動画で見る(17:15 から再生)

ブロッコリーの播種手順や、敷地内の果樹管理についても触れられました。

固定種ブロッコリー(ドシコ)の栽培では、種を筋状に多めに蒔いて足で踏みつける方法が適しているとカービーさんは話します。間引きの手間を減らそうとして点蒔きを行うと、欠株が出やすくなります。多めに発芽させてから間引く方が、結果として確実な株立ちにつながります。

また、植え付けから3〜5年が経過した無農薬・無施肥の温州ミカンや夏みかんも順調に結実しています。剪定を行う際は、伸びた枝先だけを切るのではなく、主軸となる枝を決めて不要な枝を根元から切り落とすことが大切です。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

【自然農ファームツアー】人参葉で雑草を抑える仕組みと無肥料・不耕起圃場の栽培実験まとめ

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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