自然栽培において、刈った草を土の上に敷く「草マルチ(敷き草)」はよく使われる手法です。今回は、自然栽培を20年実践されている今橋さんが公開した、草マルチの効果検証と具体的な役割について整理します。
草マルチがもたらす2つの基本効果
今橋さんは、草マルチの主な利点として次の2点を挙げています。
1つ目は、雑草を生えにくくする効果です。土の表面に草を敷くことで日光が遮られます。雑草の発芽や生長が抑えられるため、草取りに困っている場合は厚めに敷くのが効果的です。
2つ目は、土壌の保湿効果です。土の表面を草で覆うことにより、畝の乾燥を大幅に防ぐことができます。
実地検証:草マルチの保湿力と雑草への影響
動画内では、草マルチの有無による土の状態の変化が検証されています。
保湿効果の比較実験
5月27日、ジョウロで水をまいた畝に実験区画を用意しました。片方には草マルチを敷き、もう片方は何も敷かずに放置します。
3日後の5月30日に確認したところ、何も敷いていない土はほぼ乾燥していました。一方、草マルチを敷いた土はしっかりと湿り気を保っていました。
さらに、水をまかずに草を敷いただけの場所でも、土が湿っている様子が確認されています。今橋さんは、夜露や朝露が保たれた結果ではないかと説明しています。
既存の雑草に対する抑制効果
すでに雑草が生えている場所の上から、そのまま草マルチを敷く実験も行われました。草を敷かなかった場所の雑草は元気に立っていましたが、草を上から被せた場所の雑草は弱り、次第に枯れていました。
草の草丈にもよりますが、事前に草取りをせず上から草を乗せるだけでも、一定の抑制効果が発揮されます。
水分を好む野菜への応用と収穫量への影響
草マルチは、特に水分を多く必要とする野菜に有効です。
今橋さんはタマネギの畝へたっぷりと敷き草を施しています。タマネギは土壌の水分が多いと玉が大きくなる性質があるためです。トウモロコシも水分を保つことで実の詰まりが良くなるといいます。
草マルチを敷くと収穫量が増える点について、今橋さんは大学の研究事例を紹介しています。3年間の研究結果として、敷き草をした区画のほうが収穫量が増えたデータが存在します。また、知人の畑でも3年間の比較において、敷き草をしたほうがナスがよく育った事例が紹介されました。
草マルチは時間の経過とともに枯れて縮むため、乾燥して土が見えてきたら追加で敷くことが大切です。
草マルチの集め方と作業の工夫
敷き草に使う草は、畑の周囲に生えている草を鎌や草刈り機で刈って集めます。畑の外の草を刈って持ち込む形でも問題ありません。
平らな土地であれば、自走式の芝刈り機を使うと集草が非常に楽になります。今橋さんはホンダ製の芝刈り機を活用しており、手で押す力をかけずに効率よく草を集めています。
草マルチを活用することで、土の乾燥を防ぎながら野菜の生育を力強く後押しできます!資材費をかけずに収穫量を増やしたい方は、ぜひ畑で試してみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。











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