自然栽培でトマトを育てる際、多くの方は「わき芽かき」を行います。主枝に栄養を集中させ、風通しを良くするためです。
しかし、自然栽培を20年実践されている今橋さんは、あえてわき芽をほとんど取らない栽培法を続けています。わき芽を伸ばしたまま紐で結束していく方法により、収穫量に大きな変化が表れました。
今橋さんが4年間にわたり検証してきた、ミニトマトの収穫量を増やす管理法と紐の結び方を整理してお伝えします。
わき芽を取らない栽培でミニトマトの収穫量が1.5倍に
今橋さんの農園では、わき芽を取る株と取らない株を3年間比較栽培しました。その結果、大玉トマトとミニトマトで異なる結果が出ています。
大玉トマトの場合は、わき芽を取っても取らなくても収穫量は大きく変わりませんでした。一方でミニトマトは、わき芽を取らずに結束して伸ばした株の方が、収穫量が約1.5倍に増えました。
ミニトマトは芽かきをしないと、枝葉が茂りジャングル状態になります。その枝を一本ずつ仕立てるのではなく、まとめて紐で縛って上へ誘導していくのが今橋さんの手法です。
トマトを紐で縛る手順と使用する資材
作業で使用する資材は紐です。今橋さんは天然素材の麻紐をおすすめしています。手元に麻紐がない場合は、ビニール紐でも代用可能です。
作業手順は以下の通りとなります。
- 伸びてきた茎や複数のわき芽をひとつにまとめる
- まとめた茎の束に紐を回し、上部をかた結びで固定する
- 草丈が伸びて高くなったら、さらに上の位置で同様に結んでいく
放任して広がった枝を上へまとめていくため、倒伏を防ぎながら垂直方向へ育てることが可能になります。
結束時の重要な注意点
紐を結ぶ作業には、植物を傷めないための明確なコツが存在します。今橋さんが動画内で強調している注意点は2つです。
茎の肥大を見越して緩めに結ぶ
縛る強さは、最初は少し緩めにしておく必要があります。トマトの茎は生長とともにどんどん太くなるからです。
最初から固くきつく縛ってしまうと、生長した茎に紐が食い込んでしまいます。ミニトマトの結束作業において、今橋さんも最初はきつく縛りすぎて失敗したと振り返っています。
葉を巻き込まず外へ出す
茎を束ねる際、葉まで丸ごと縛り込まない配慮が欠かせません。葉を内側に閉じ込めてしまうと、窮屈な状態になり光合成が妨げられてしまいます。
紐を回すときは葉をなるべく外側へ出し、葉の表面に光がしっかり当たる状態を保ちます。
わき芽を整理する場合の切り方とホルモンの関係
基本的にわき芽は伸ばしますが、芽が多すぎると感じたときは間引きを行っても構いません。下の方にある小さなわき芽や混み合っている箇所は、状況に応じて取り除きます。
間引く際の重要なポイントは、中途半端に残さず「根元からきれいに切る」ことです。根元からしっかり切除することで、再び同じ場所から芽が生えてくる事態を抑えられます。
さらに、根元から切ると植物の上部から降りてくるホルモンと下部から上がってくるホルモンが切り口でうまく融合します。その結果、傷口の治癒がスムーズに進むと今橋さんは解説しています。
まずは数本から実験してみる
この栽培方法は、今橋さんの圃場で4年目を迎え、優れた成果を上げている管理技術です。ただし、栽培環境や土壌条件は地域や畑ごとに異なります。
そのため、最初からすべての株でわき芽を残すのではなく、まずは何本かの株で試してみることが推奨されています。自分の畑の環境に合うかどうかを見極めながら、栽培に取り入れてみてください!
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。











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