自然農法を学び始めると、無農薬・無肥料で本当に育つのか不安になりがちです。
難しくて失敗するのではないかと考える方も多いでしょう。
初心者に向いている野菜の一つとして挙げられるのが「菊芋(キクイモ)」です。
今回は、自然栽培歴20年の今橋さんの実践を紹介します。
菊芋が持つ生命力と、種芋1個から大きな収穫を得るための栽培ポイントを整理しました。
家庭菜園や就農のヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
検証結果:種芋1個(30g)から1kg超、収穫量「35倍」へ
動画では、今橋さんが実際に収穫して重さを測定した検証結果が紹介されています。
春に植え付けた約30g〜35gの種芋1個を掘り起こすと、バケツ一杯の菊芋が現れました。
- 種芋の重さ:約30g
- 収穫量:1,070g(1kg超え!)
- 増殖率:約35倍
1個の小さな芋を植えて放任した結果、1kg以上の収穫になりました。
中には単体で90g〜100g近くに達する立派な大玉も含まれています。
自然の力だけで、種芋の約35倍にまで増えた計算です。
菊芋が自然農法に最適な3つの理由
菊芋は北米原産のキク科の宿根草(多年草)です。
幕末から明治にかけて日本に導入された歴史があります。
自然農法において、菊芋には次のような利点があると今橋さんは語ります。
1. 圧倒的な強靭さと「放任栽培」の手軽さ
寒さにも暑さにも非常に強く、病害虫の心配もほとんどありません。
「植えたらそのまま放っておくだけ」で育つため、管理の手間がかからないのが特徴です。
2. 10年以上の連作・半永久的な自家採種が可能
今橋さんの畑では、10年以上も同じ場所で菊芋が育ち続けています。
収穫時にすべてを掘り尽くさず、小さな芋を土の中に残しておきます。
それだけで翌春に再び芽を出し、世代をつないでいく仕組みです。
3. 風よけ(防風壁)としての役割
夏から秋にかけて草丈が2〜3メートル近くまで伸び、秋には黄色い花を咲かせます。
この高く茂る草姿を利用し、畑の周囲に植えて風よけの壁として活用する農家も多いそうです。
菊芋の栽培・植え付けのポイント
今橋さんが実践している、より充実した収穫を得るためのポイントを整理しました。
① 植え付け時期
- 適期:冬〜春(3月〜5月上旬頃まで)
- 土の状態が良ければ、冬の間に植えておくことも可能です。
② 種芋の選び方と深さ
- 種芋のサイズ:30g〜50g程度が扱いやすいですが、小さめの芋でも十分に育ちます。
- 植える深さ:深掘りする必要はなく、約10cmほど軽く掘って土をかぶせる程度で十分です。
③ 株間の取り方(収穫サイズを左右する)
- 大玉を狙う場合:株間を手のひら1つ分(約15cm)から40〜50cmほど広めに取ります。スペースに余裕があると1株が大きく肥大し、今回の検証のような大幅な収穫につながります。
- 密植・植えっぱなしの場合:収穫時に適当に埋め戻した場所では、密集して育ちます。その場合は小ぶりな芋がたくさん獲れる形になります。用途や畑のスペースに合わせて調整してみてください。
④ 収穫のタイミング
- 秋に花が咲き、冬になって地上部の茎葉が完全に枯れた後が収穫のサインです。
- 地上部を地際から20cmほど残して刈り取り、スコップで掘り上げます。
まとめ:自然の生命力を信頼すること
「自然農法は技術よりも、まず作物の力を信じること」
今橋さんは「技術面を気にしすぎないこと」の大切さを語っています。
「大きくなってね、ありがとう」と声をかけて土をかぶせれば十分だといいます。
人の手で過剰に管理せずとも、作物が力を発揮できる環境を整えれば自然に育ちます。
まずは畑の片隅や家庭菜園の一角に、菊芋を植えてみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。









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