自然農法を学ぶと、技術だけでなく根本的な世界に意識が向きます。肥料や農薬の不使用にとどまらず、土の本質や作物が育つ意味を考えるようになります。
科学技術の進歩は目覚ましいものがあります。しかし、現代の科学が捉えるのは主に目に見える物質的な側面です。生命の営みには、目に見えないエネルギーも確かに存在します。それらが調和したとき、作物は本来の生命力を発揮するのです。
今回は、自然栽培を長年実践されている今橋さんの教えを整理します。宇宙の基本法則である「火水土(か・すい・ど/ひみつ)」の関係性をまとめました。土の力を最大化する「自然力(Xエナジー)」の仕組みを共有します。
宇宙と大地を繋ぐ「火・水・土」の法則
この世界は、太陽と月、地球の3つの天体が調和して成り立っています。これらはそれぞれ火素(かそ)、水素(すいそ)、土素(どそ)を司る存在です。
それぞれの天体には、目に見える側面(体=たい)があります。それと同時に、目に見えないエネルギー(霊=れい)も備わっています。
| 天体 | 要素 | 目に見える側面(体) | 目に見えない側面(霊・エネルギー) |
|---|---|---|---|
| 太陽 | 火(火素) | 光・熱 | 目に見えない火のエネルギー |
| 月 | 水(水素) | 水分・潮の満ち引き | 目に見えない水のエネルギー |
| 地球 | 土(土素) | 土壌・土 | 目に見えない土のエネルギー |
例えば月の場合、満月の時期に引力や水の力が強まります。土壌の水分環境が変化するため、草取りがしやすいと言われます。このように、身の回りでは常に天体のリズムが物質に影響を与えています。
今橋さんは、これら3つの見えないエネルギーが融合した状態に着目します。太陽と月、地球のエネルギーが合わさることで、根本の力が生まれます。万物を生み育て、生成発展させるこの力を「自然力(Xエナジー)」と呼びます。
土の中に宿る「自然力(Xエナジー)」を増減させる要因
この自然力は、大地である土の中に宿っています。
自然力の濃度が高くエネルギーに満ちた土では、作物が病気や虫に負けず力強く育ちます。ただし、この力は一定ではありません。人間の関わり方によって強弱が大きく変化します。
自然力を低下させてしまう要因
- 化学肥料や農薬の使用:土を不自然な物質で汚すと、土本来の清浄さが失われます。その結果、自然力が急速に弱まります。
- 人間の不平不満や苛立ち:土や作物に否定的な感情を向けると、エネルギーの循環が滞ります。不満を抱えた作業も同様です。
自然力を飛躍的に高める要因
- 自然農法の実践(土を清浄に保つ):肥料や農薬を断ち、土を純粋な状態に戻します。これにより自然力が強まります。
- 自家採種(清浄な種を使う):その土地の記憶を受け継いだ純粋な種を用います。土と種が共鳴し、力を引き出します。
- 愛と感謝を注ぐこと:土や作物へ深い愛情と感謝を伝えます。これにより、自然力は飛躍的に高まります。
今橋さんによると、土は単なる鉱物や有機物の塊ではありません。感情を持ち、生きている存在だと説かれます。人間も叱責されて萎縮しているときは本来の能力を出せません。しかし、感謝されると大きな力を発揮します。土も同様に、感謝を受けることで喜び、内に秘めた力を最大限に発揮します。
過酷な環境で起きた奇跡:アブラムシが忽然と消えた実証体験
この自然力と作物の意思を示す実例があります。2012年にイギリスを襲った、100年に1度の大寒波と大雨の際の記録です。
当時、5月下旬から7月中旬までの約2ヶ月間で、降雨のない日はわずか5日でした。雨(水)が過剰となり、太陽(火)が極端に不足する異常気象でした。自然界のバランスが崩れ、周辺の農家や家庭菜園のトマトは疫病(ブライト病)で全滅します。
今橋さんの畑にある200本のトマトは、疫病にはかかりませんでした。しかし、全株に1本あたり数百匹ものアブラムシが発生したそうです。慣行農家からは、最低5回は農薬を散布しなければ全滅すると宣告されました。
農薬を使わない今橋さんが実践したのは、次のシンプルな行動でした。
- 土にそっと手を当て、「トマトを助けてください」とお願いする。
- トマトに触れ、「この寒い中、育ってくれてありがとうございます。どうかみんなが健康になるトマトを実らせてください」と語りかける。
1株ずつ時間をかける方法ではありません。畑全体に向けて毎日1分間、愛と感謝を込めて語りかけ続けました。
語りかけを始めてから約2週間後、驚くべき変化が起きます。200本すべてのトマトから、アブラムシが1匹残らず姿を消したのです! 1本も枯れることなく、その年は見事な大豊作となりました。収穫したトマトを食べた人からは、足の腫れが引いたという声が届きます。生命力に涙を流す人も現れるなど、常識では説明のつかない体験が寄せられました。
人間の祈りと感謝によって土と作物の自然力が高まり、調和を取り戻した瞬間でした。
病気や虫は「敵」ではなく「浄化の使者」
自然農法を実践していると、病気や害虫の発生時に焦りや不安が生じがちです。「駆除したい」という排除の心が芽生えることもあるでしょう。
しかし、自然の摂理から見れば、虫や病気は作物を害する敵ではありません。
土や種に溜まった過去の肥料分などを浄化する役割を持っています。崩れてしまった環境のバランスを整えるために現れる存在です。
虫に対してすぐに感謝することは難しいかもしれません。それでも、自然界の浄化作用としてその存在を認める視点が大切です。「教えてくれてありがとう」「浄化してくれてありがとう」と受け止めたとき、自然との調和はさらに深まります。
まとめ:頭でっかちにならず、愛と感謝で栽培を楽しむ
自然農法の根本にあるのは、複雑な理論ではありません。極めてシンプルで温かい心構えです。
- 太陽(火)・月(水)・地球(土)の見えないエネルギーが合わさり「自然力」となる。
- 自然力は、清浄な土と種、そして人間の「愛と感謝」によって強くなる。
- 病気や虫は環境のバランスを整えるための浄化作用であり、敵ではない。
技術や手法にとらわれすぎると、農業本来の楽しさや土との対話が失われます。
まずは畑に立ち、土に触れ、「いつもありがとう」と声をかけてみてください。そして何より、栽培者自身が楽しんで野菜と向き合うことが勧められています。
その温かな心の波動こそが土の力を目覚めさせ、生命力あふれる作物を育てる第一歩となります。日々の実践の中で、土への感謝を意識してみてはいかがでしょうか。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。











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