肥料も農薬も使わず14年。土の力を引き出す自然栽培の菜園ツアー

肥料も農薬も使わず14年。土の力を引き出す自然栽培の菜園ツアー 土作りと自然の仕組み
土作りと自然の仕組み

肥料も農薬も使わず14年。土の力を引き出す自然栽培の菜園ツアー
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自然栽培を実践する今橋さんの菜園では、14年間にわたり肥料や農薬を一切使っていません。動物のフンや補いも投入せず、土の力だけで40種類ほどの野菜を育てています。自家採種の成功率は90パーセントを超えています。2023年7月時点の畑の様子から、各作物の育ち方や管理の工夫を整理しました。

連作14年を迎える果菜類と果樹の姿

トマトのエリアは連作14年目に入っています。以前は固い粘土質の土でしたが、現在はサラサラとした状態に変化しました。通路や畑の周りから刈り取った草を敷く、草マルチを活用しています。8月からの本格的な収穫期を前に、順調に着果が進んでいます。

ミニトマトも鈴なりに実をつけています。連作している区画とそうでない区画を比較しても、連作側がしっかりと追いつき実をつけています。

果樹類も完全無肥料・無農薬で育っています。垂直仕立てで栽培するリンゴは、約10年が経過しました。前年が大豊作だったため今年は裏作にあたりますが、枝が垂れ下がるほど結実しています。ブドウも葉と同化して見えにくくなるほど、房がわんさかと実っています。

新しく植えたキュウリも順調です。こちらは今年初めて購入した種から育てており、実の重みで垂れ下がるほど大きく育ち、収穫が始まっています。

10年以上の自家採種と連作を続ける野菜たち

10年以上の自家採種と連作を続ける野菜たち▶▲ この部分を動画で見る(15:15 から再生)

黄色い果肉が特徴のジャガイモ「ニコラ」は、連作14年目、自家採種13年目を迎えました。すでに土の中で芋が育っており、収穫間近の状態です。

ズッキーニも連作と自家採種を10年以上続けています。かつては地下茎の雑草が目立っていた場所ですが、現在はオオイヌノフグリが一面に生える土へと変わりました。作業の邪魔になる雑草は抜き取り、そのまま株元へ敷いて草マルチとして利用します。

トウモロコシも連作と自家採種が10年を超えました。実の詰まりを良くするためには水切れを防ぐ必要があります。そのため、株元に草マルチを敷いて土の乾燥を防いでいます。分げつした余分な茎は手作業で間引きます。

リーキやカーリーケールも10年以上の連作を継続中です。一度芯だけになるまで虫に食べられたカーリーケールも、植え直すことで新しい新葉が出て復活を遂げています。

ニンジンは自然農法で自家採種した種を使用しています。株間は指2本分を目安にして、2回目の間引き作業をおこないます。適切な間隔を空けることで、根が力強く肥大します。

害虫の消失とこぼれ種による自生

カボチャの区画は連作14年目、自家採種は約28年に及びます。土は手で触れてわかるほどふわふわになりました。

イギリスは雨が多く、以前は1時間に1,000匹捕獲できるほどナメクジの被害が深刻でした。しかし、カボチャを連作して5年目あたりからナメクジが寄り付かなくなりました。それから約9年が経過した現在も、被害はほぼ発生していません。

土環境が整うと、種まきの手間さえ不要になります。チャードは数年前から、前年に落ちた種から一斉に自然発芽するようになりました。

ルッコラも同様です。種取りの作業中にこぼれ落ちた種が、土を軽く耕して水をやるだけで次々と芽を出します。無理に種をまかなくても、命が自然に循環する環境が整っています。

大型野菜のルバーブは、完全無肥料のまま連作10年を超え、大人の背丈に迫るほど巨大に育ちました。ルバーブの葉には毒性があるため茎のみを収穫します。種取り用の茎をそのまま伸ばしておけば、自然と種ができるため自家採種も容易です。

多様な花とハーブがもたらす生態系

畑の中には、野菜だけでなく多種多様な花やハーブが植えられています。

自家採種を17年ほど続けているヒマワリは、環境に適応して性質が変化しました。当初は背丈も低く、花も4個ほどしか咲きませんでした。しかし現在は太く高く成長し、枝分かれして20個ほどの花を咲かせるまでになりました!

野菜の畝の間には、以下の植物が混植されています。

  • フレンチマリーゴールド
  • アフリカンマリーゴールド
  • カレンデュラ
  • ラベンダー
  • バジル
  • タイム

色鮮やかな花を咲かせることで、畑にはチョウやハチなどの昆虫がたくさん集まってきます。多様な生物が集まる環境が、特定の害虫の大発生を防ぐ要因になっています。

間隔を約30センチ空けて植えたキクイモも、風で倒れないよう支柱で支えられながら太く元気に育っています。足元ではビートルートの苗の定植も進められています。

7月現在、菜園ではすでにレタス、水菜、チャード、わけぎ、ニンニク、ルッコラ、ソラマメ、バジル、ラズベリーなど9種類以上が収穫期を迎えました。作物の最盛期となる8月から10月に向けて、畑の収穫量はさらに増えていきます。土の力を邪魔せず引き出すことで、完全無肥料でも野菜は豊かに実を結びます。家庭菜園や畑をお持ちの方は、土の力を信じて見守る栽培を試してみてください。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

肥料も農薬も使わず14年。土の力を引き出す自然栽培の菜園ツアー

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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