適期定植と自家採種で育てるタマネギの生育差
今橋さんの畑では、自家採種7年目の種からタマネギを育てています。一般的には苗や小球根から育てる方法も知られますが、種からの栽培を毎年継続されています。
栽培において大きく影響するのが植え付けの時期です。土の準備が間に合わず、定植が1カ月ほど遅れた区画では、玉が小ぶりな仕上がりにとどまりました。適期を逃すと成長しきれない傾向が見られます。
一方、適期に植え付けたタマネギは順調に肥大し、十分な大きさに育ちました。自然栽培であっても、適切な時期に植えれば立派な玉が収穫できます。
タマネギを大きく育てるポイントとして、今橋さんは「水」の重要性を挙げます。土中に水分が保たれていると、玉は順調に肥大していきます。可能であれば草マルチを敷く、あるいは水やりを行う管理が効果的です。
アブラナ科ケールの連作12年と畑の生態系の変化
キャベツ類をはじめとするアブラナ科野菜は、連作障害が出やすい品目です。有機農業の世界でも、同じ場所での連作は極めて困難とされています。
しかし、今橋さんの畑にあるケールは連作12年目を迎えています。障害が出ることもなく、葉を広げてすくすくと育つ姿が確認できます。
長年栽培を続ける中で、畑に生える雑草の種類にも明確な変化が現れました。現在はオオイヌノフグリが地表を覆い、他の強い雑草が生えにくくなっています。
定植から収穫に至るまで、草取り作業はほとんど必要ありません。土壌環境が変化するにつれて、除草にかかる手間は開始当初の3分の1以下まで激減しました。
ケールは9月から10月にかけて最も大きく生長します。今橋さんによると、生長した大きな葉よりも、若く小さい葉のほうが甘みと柔らかさに優れ、生食にも適しています。
検査数値で実証された土壌の健康状態
2018年にケールが病気にかかった際、今橋さんはそれを克服させました。その数カ月後、土の客観的な健康状態を把握するため、専門機関へ土壌検査を依頼しています。
分析の結果、無施肥であるにもかかわらず、リンやカリウム、マグネシウムなどの栄養素が十分に保たれていると判明しました。外部から資材を投入しなくても、作物の生育に必要な养分は土の中に残ります。
さらに顕著な結果を示したのが、土壌微生物の働きを表す数値です。マイクロビアル・アクティビティ(微生物活性)は、6点満点中「5.0」という極めて高い数値を記録しました。
総合的な健康度を示すソイルヘルスインデックスでも、6点満点中「5.3」を記録します。これは最高評価となる「ベリーハイレベル」に位置づけられる数値です!
自然農法や自然栽培を重ねるほど、土壌環境は年々豊かに育っていきます。長年の連作を支えているのは、活発に機能する土中の生態系そのものと言えます。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。










コメント