自然栽培におけるニンニク栽培の検証結果と、収穫後の保存に役立つ「ガーリック・ブレイド」の編み方についてまとめます。直植えとポット定植による生育の違いや、自家採種を続けたニンニクの変化など、実践に基づいた貴重なデータが紹介されています。
1年4ヶ月を経過したニンニクの収穫
通常、ニンニクの植え付けは10月から11月頃に行われます。しかし今回の実験区では、前年の3月にポットへ植え、6月に定植した株がありました。
植え付け時期が遅かったため苗は非常に細く、定植直後に鳥や動物による食害を受けました。地上部を食べられたことで一度は収穫を諦めたものの、秋になると再び芽が出てきたと今橋さんは振り返ります。冬から春にかけて順調に成長を続け、植え付けから1年4ヶ月が経過しました。
専門家からは「とう立ち(抽苔)して育たないのではないか」と言われていましたが、実際にはとう立ちも見られず、綺麗なニンニクが収穫できました。雨の影響で収穫時期が遅れ、一部に身割れは見られたものの、しっかりとした大玉も混ざっています。
長期の据え置き栽培は推奨される方法ではないものの、定植時期が遅れて食害に遭った場合でも、時間をかければ収穫できるという実例が示されました。
直植えとポット定植の比較検証
続いて、前年10月の適期に植え付けたニンニクの比較検証です。同じ土壌条件のもと、畑へ直接植えた「直植え」と、一度ポットで育苗してから畑へ移した「定植」の2つの方法で生育の差が比べられました。
栽培期間中の様子
育苗中のポット苗は、葉を鳥や動物に強く食べられる被害に遭いました。その後回復はしたものの、初期成長に遅れが生じます。
一方で直植えにした株は、食害を受けることもほとんどありませんでした。栽培中の葉の勢いや茎の太さを見ても、直植えの方が明らかに強く、しっかりとした成長を見せていたと今橋さんは語ります。
収穫後のサイズ比較
実際に双方を掘り起こして比較した結果、以下のような違いが確認されました。
- ポット定植:形の整った綺麗なニンニクが収穫できたが、全体的にやや小ぶりなサイズにとどまる。
- 直植え:ポット定植のものと比べて明らかに一回り以上大きく、充実した玉に育っている。
初年度の比較検証結果として、今橋さんは「ニンニクは直植えの方が断然大きくなる」と結論づけています!
自家採種と連作によるニンニクの大型化
今回収穫されたニンニクの圃場は、連作7年目を迎えています。使用した種球は自家採種10年目のもので、今回の収穫で11年目に突入しました。
自家採種を始めた当初は、収穫できる玉も小さかったといいます。しかし、同じ土地で連作を行いながら自家採種を繰り返すうちに、年々サイズが大きくなっていきました。
栽培されている品種は一般的な通常サイズのものですが、ジャンボニンニクと見紛うほどの立派な玉へと育っています。土地の環境に適応していく自然栽培の特性がよく表れた結果です。
ガーリック・ブレイド(編み込み)の作り方と手順
収穫したニンニクを乾燥・保存する方法として、茎を編み込んで吊るす「ガーリック・ブレイド」の作成手順が紹介されました。
事前準備のポイント
- ニンニクの選定:茎が太すぎるものよりも、やや細めのものを選ぶと編みやすくなります。
- 葉と土の処理:枯れた葉や外側の薄皮、根の土などを事前に綺麗に取り除いておきます。
- 乾燥具合:収穫直後より、少し乾燥させて茎をしおれさせた状態の方が扱いやすいとされます。
編み込みの手順
- ベースの固定:ニンニク2本の茎を斜めに交差させます。交差した部分を紐(麻紐やビニール紐)で十字にしっかりと縛り、かた結びで固定します。
- 3本目の配置と折り込み:交差させた2本の中央に3本目のニンニクを置きます。外側(一番端)にある茎を内側へ向けて折り、新しく置いたニンニクの茎を挟み込むように重ねていきます。
- 左右交互の編み進め:ニンニクを1つずつ左右交互に足していきます。ニンニクを中央に置いたら、一番外側にある古い茎を内側へと倒し、三つ編みの要領で茎を固定します。このとき茎の根元を綺麗に整えながら進めると、仕上がりの見た目が美しくなります。
- 残りの茎の編み上げ:用意したニンニクをすべて編み終えたら、残った上部の茎だけで編み込みを続けます。端の茎を順番に中央へ折り込んでいきます。
- 仕上げ:編み終わりの先端部分を紐で固く縛ります。飛び出た余分な葉や茎をハサミで切り揃えれば完成です。
完成したガーリック・ブレイドは風通しの良い日陰に吊るすことで、場所を取らずに乾燥・保存ができます。家庭菜園でニンニクがたくさん収穫できた際にも、手軽に試せる保存技法です。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。











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