イギリスの晩秋の畑と自然栽培の疑問|草マルチのすき込み・交雑対策・無肥料の考え方

イギリスの晩秋の畑と自然栽培の疑問|草マルチのすき込み・交雑対策・無肥料の考え方 野菜別・栽培のコツ
野菜別・栽培のコツ

イギリスの晩秋の畑と自然栽培の疑問|草マルチのすき込み・交雑対策・無肥料の考え方
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自然栽培を20年実践されている今橋さんの動画より、晩秋の畑の様子や視聴者からの質問に対する回答をまとめました。

今回はイギリスの11月中旬の菜園風景に加え、草マルチの扱い方や自家採種での交雑対策、石灰や草木灰を使わない理由について詳しく語られています。

11月中旬のイギリスにおける畑の様子と作業

11月中旬のイギリスにおける畑の様子と作業▶▲ この部分を動画で見る(0:30 から再生)

11月16日時点のイギリスは朝方の気温が6度から8度ほどまで冷え込み、霜が降りる日もあります。寒さが本格化するなか、畑では冬越しの野菜や寒さに強い作物が元気に育っています。

直播きしたカブの間引き作業を行い、間引いた葉はニンジンの敷き草として活用します。まずニンジンの株元に溝を掘って土寄せを行い、その上に刈り取った草や間引き菜を敷いていきます。敷き草を置く前に、一度水やりをしておくのも有効な方法です。

畑では寒さに強いロシアンケールやカーリーケール、冬を越して来年5月頃まで育つリーキ、白いニンジンのようなパースニップなどが順調に育っています。ポリトンネル(ビニールハウス)の中では、年中収穫できるフダンソウやホウレンソウ、種採り用のルッコラなどが青々と茂っています。

質問1:マルチに使った草は春に土へ混ぜてもよいのか

質問1:マルチに使った草は春に土へ混ぜてもよいのか▶▲ この部分を動画で見る(12:45 から再生)

視聴者から「マルチに使った草は、春に畑を耕すときに土へ混ぜてもよいのか」という質問が寄せられました。

今橋さんの回答は「すき込んで大丈夫」とのことです。ただし、草がまだ青い状態のときは、できるだけ土に混ぜない方が無難だと言います。冬を越して春を迎える頃には草が完全に枯れて乾燥しているため、そのまま土にすき込んでも畑に悪影響はありません。

質問2:ハウスでの種採りと交雑を防ぐ工夫

質問2:ハウスでの種採りと交雑を防ぐ工夫▶▲ この部分を動画で見る(14:15 から再生)

続いて「ハウスの中だけで種採りをしているのか、交雑はしないのか」という質問です。今橋さんは作物ごとの性質やイギリスの気候に合わせた採種管理について解説しています。

アブラナ科は交雑しやすい

アブラナ科の野菜は非常に交雑しやすい性質を持っています。今橋さんの畑ではルシアンケールとカーリーケールの2種類を栽培していますが、別々のハウスで種を採っています。

花粉の混ざりを確実に防ぐためには、1年ごとに採種する品種を変える方法が最も確実です。今年はカーリーケール、次の年はルシアンケールというように年を分ける工夫が推奨されます。以前、大根と黒大根の花の開花時期をずらして栽培した際も、自然と交雑してしまい長細い黒大根ができた経験があるそうです。

交雑しにくい野菜とイギリスの気候

一方で、レタス類は3種類を同じ空間で栽培しても交雑しません。また、リーキとタマネギの間でも交雑は起こらないと今橋さんは説明します。

イギリスでは外気温が十分に上がりきらないため、ハウスの中の方が種採りを成功させやすい環境にあります。ニンジンは露地だと花は咲くものの種ができるまで至らないため、ハウス内での採種が必須です。一方で、ジャガイモやアーティチョーク、ニンニクのように栄養繁殖する作物やパースニップなどは露地でも問題なく種や種芋が採れます。

質問3:石灰や草木灰などの資材は使わない方がよいのか

質問3:石灰や草木灰などの資材は使わない方がよいのか▶▲ この部分を動画で見る(17:45 から再生)

「無肥料栽培で石灰や草木灰も使わない方がいいのか」という相談に対し、今橋さんは「基本的に何も使わないのが一番よい」と答えています。

資材は土にとっての栄養ドリンク

外部から資材を加える行為は、人間にとっての栄養ドリンクのような役割だと今橋さんは例えます。一時的に野菜の生育が促進されても、土がその資材に頼ってしまうためです。

最初から何も投入しなければ、土は自らの力で野菜を育てようと働き始めます。草マルチが土に混ざることもありますが、これは片付ける手間を省くためであり、土に栄養を与える目的ではありません。土そのものが生きており、自ら栄養を生み出す力を持っているという考え方が根底にあります!

12年間無投入でも育ち続ける土

今橋さんの圃場では、12年間にわたり何も投入せずに野菜を栽培し続けています。分析を行っても、土壌中に必要な栄養素がしっかり存在していることが科学的に証明されているそうです。

化学肥料や人工的な資材を投入し続けると、長い時間をかけて土本来のバランスが損なわれていきます。もし畑全体で資材をやめるのが不安な場合は、まず一角だけを無投入の実験区にして、5年後や10年後の土の様子を見極めてみてください。どうしても資材を使いたい場合は、自然界の循環に最も近い落ち葉などの自然堆肥にとどめ、使いすぎに注意することが大切です。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

イギリスの晩秋の畑と自然栽培の疑問|草マルチのすき込み・交雑対策・無肥料の考え方

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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