自然栽培では、収穫の仕方を工夫するだけでひとつの株から長期間にわたって収穫を続けられます。
根元から株ごと引き抜いたり切り落としたりするだけでなく、葉の摘み方や刈り取り方を工夫する方法があります。
20年にわたり自然栽培を実践されている今橋さんの畑から、葉物野菜の収穫のコツをまとめました。
ほうれん草:外葉から摘んで複数回収穫する
ほうれん草は一般的に根元から切り取って収穫します。
しかし、地際からすべて切ってしまうと、その株の成長はそこで止まります。
長く収穫を楽しみたい場合は、外側の葉だけを順次摘み取っていく方法が有効です。
中心部の新芽や小さな葉を残しておくと、トウ立ちするまで中から新しい葉が次々と伸びてきます。
間引きを兼ねて収穫する小さな葉は、ベビースピナッチとしてサラダに活用できます。
また、少しトウ立ちが始まった株でも、葉が硬くなっていなければ問題なく収穫可能です。
自家採種をしない株であれば、最後の最後まで葉を収穫して活用できます。
水菜:刈り取り位置の工夫とトウ立ち株の活用法
水菜をすじまきで密集させて育てると、株間を広く取ったときよりもトウ立ちが早くなります。
しかし、密植には省スペースで多くの葉を育てる利点もあります。
トウ立ちしていない水菜は、指の第2から第3関節ほどの高さを残して上部を刈り取ります。
成長点を残すことで再び新芽が伸び、数回の再収穫が可能です。
トウ立ちが始まると茎は硬くなりやすい傾向があります。
それでも、つぼみができた初期段階であれば十分にサラダとして美味しく食べられます。
実際に食べて硬さを確かめ、筋っぽさがなければ茎ごと刻んで出荷や調理に使いましょう。
トウ立ちした株は再生しにくいため、根元近くから刈り取って収穫を終えます。
ルッコラとマスタード:葉だけでなく花まで味わう
ルッコラやマスタードなどの香味野菜も、水菜と同様に少し高さを残して切り取ります。
地際から数センチ上の位置で刈り取れば、再び新しい葉が生えてきます。
少量混ざるマスタードのピリッとした辛味は、ミックスサラダのアクセントに最適です。
ルッコラはトウ立ちが進むと花を咲かせます。
この花も食用になり、サラダにトッピングすると見た目の彩りが一気に華やぎます。
大きく育ちすぎた葉やトウ立ち後の葉は辛味が強くなりますが、その風味を好む人も少なくありません。
好みに応じて収穫サイズを変え、味の濃さを楽しむのもひとつの方法です。
リーフレタス:外葉の掻き取りで収穫量を最大化する
今橋さんの畑では、肥料や堆肥を一切入れない土だけで13年間にわたり立派なレタスが育っています。
リーフレタスを長期間収穫するコツは、外葉を1枚ずつ手で掻き取っていくことです。
収穫の際は、中心部の小さな葉を数枚必ず残すようにします。
中心部を摘み取ってしまうと、光合成の効率が落ちてその後の生育が鈍るためです。
葉を数枚残しておけば、再び勢いよく新しい葉が展開します。
リーフレタスも気温が上がるとトウ立ちしやすい性質を持ちます。
トウ立ちすると葉が硬くなったり苦味が出たりしますが、苦くなければ問題なく収穫できます。
味見をして苦味の強さを確認しながら、収穫のタイミングを判断してみてください。
スイスチャード:大株からトウ立ち期まで無駄なく使う
スイスチャードは、小さなベビーリーフから大株まで幅広い段階で収穫できる野菜です。
草丈が40センチを超えるような大株に育っても、硬くならず加熱調理で美味しくいただけます。
細かく刻んで炒め物にしたり、お好み焼きの具材に混ぜたりと用途は豊富です。
トウ立ちが始まった株でも、スイスチャードの葉は比較的柔らかさを保ちます。
種取り用の株であっても、周囲の葉を適度に収穫して活用することが可能です。
生育段階に合わせて生食と加熱調理を使い分ければ、1株から驚くほど多くの収穫物が得られます!
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。











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