自然栽培を20年実践されている今橋さんの畑から、13年連作を続けるトマト畑の土壌管理や、春先のケール、ルバーブなどの収穫・活用方法について学びます。プロの現場における具体的な管理技術や工夫が紹介されています。
連作13年目を迎えるトマト畑の冬越し管理
今橋さんの農場では、今年で連作13年目となる区画にトマトを定植します。栽培場所は雨の入らないポリトンネル内です。
雨が当たらず直射日光だけが照射され続ける環境では、土が次第に弱ってしまいます。そこで冬の間はカバーをかけ、直射日光を遮断して土を休ませています。春先になり定植の準備が整った段階でカバーを外し、苗を植え付けていく手順です。
ケールの収穫適期と抽苔(とう立ち)時の活用法
畑にはロシアンケールとカーリーケールの2種類が育てられています。それぞれの特徴に合わせた利用法と収穫の目安が解説されました。
葉の大きさと美味しさの目安
ケールは葉が柔らかい時期がもっとも美味しく、小さいサイズは高級食材として扱われます。
- 20〜30cm程度に育った大きめの葉:キャベツのように刻んで炒め物に最適
- 小さな若い葉(ベビーケール):非常に柔らかくサラダなどに重宝される
市販品には硬い大葉も見られますが、好みに応じて収穫サイズを変えられます。
抽苔(とう立ち)したつぼみと茎の収穫
春になって花芽が伸びてきても、ケールは無駄なく味わえます。つぼみや若い茎は菜の花のように美味しく食べられる部位です。
ただし、茎の下部は硬いため、指で折れるような柔らかい上部を選んで摘み取ります。種ができるにつれて葉の成長は止まり小さくなるため、花が咲き進む前に葉やつぼみをしっかり収穫しておくことが推奨されています。
アブラナ科の交雑を防ぐ種採りの工夫
アブラナ科の野菜は非常に交雑しやすい性質を持ちます。そのため今橋さんは、ロシアンケールとカーリーケールの栽培場所を離れたハウスやトンネルに分けています。
敷地面積が限られる家庭菜園などで種採りを行う場合、年ごとに採種する品種を分ける方法が有効です。今年はカーリーケールの種を2〜3年分まとめて採り、翌年はロシアンケールの種を採るように輪番で管理すれば、交雑を避けて自家採種が続けられます。
露地栽培における鳥害対策と再生力
屋外のケールは鳥の食害を受けやすいため、防虫・防鳥ネットで保護します。
鳥に葉を食べ尽くされて葉脈だけの状態になっても、春の暖かさとともに新しい葉が次々と芽吹いてきます。春先に出てくる柔らかなベビーケールは格別の美味しさです。ケールは夏から冬を越し、翌春まで何度も収穫を楽しめる息の長い野菜といえます。
サラダを彩るハーブと葉物野菜
畑ではケールのほかにも、さまざまなハーブや葉物野菜が育てられています。
- 春菊:先端の柔らかい部分は生でミックスサラダに、成長した部分は天ぷらに適する
- コリアンダー:風味が強いため、好みに応じて量を調整してサラダに加える
- 紫からし菜:彩りのアクセントとして利用でき、ピリッとした辛味が特徴
- アフリカンマリーゴールド:鮮やかな花びらをサラダの飾り付けに散らす
ルバーブの収穫方法と葉の活用
ルバーブは植え付けから3年目を迎え、ハウス内では非常に大きく育っています。
収穫のサインと注意点
収穫は、赤みが乗った太い茎の根元を持って引き抜くように行います。春先の茎はみずみずしさが際立ちます。
ここで重要な注意点として、ルバーブの葉には毒素が含まれているため人間は絶対に食べてはいけません!収穫時に葉を切り落とし、茎の部分のみを利用します。
切り落とした葉の敷き草利用
食用にならないルバーブの葉ですが、大きな葉は畑の敷き草(マルチ)として優秀です。収穫したその場で切り落とし、株元に敷いておくことで土の乾燥防止や雑草抑制に役立ちます。
自然の循環を活かした畑づくりのヒントとして、日々の菜園管理に取り入れてみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。










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