自然栽培に取り組む今橋さんの農園から、栽培空間を有効に使う技術や、一般的に難易度が高いとされるバラの自然栽培に関する実践記録を整理します。
畝の側面を活用して土を守り収穫量を増やす工夫
トンネル栽培などの限られた空間では、畝の使い方が収量や土の状態に大きく関わります。今橋さんは、ミニトマトを栽培している畝の側面(斜面部分)に、レタスなどの葉物野菜やチャードを混植しています。
側面に野菜を植える主な理由は以下の通りです。
- 水やりによる偏りを防ぎ、土の乾燥や傷みを抑える
- 作物の根がしっかりと張り、畝の崩れを防止する
- 限られた栽培スペースから副作物を収穫できる
主作物のトマトだけに水やりを続けると、日光が直接当たる畝の側面が乾燥し、土が傷んでしまいます。土の劣化は主作物にも悪影響を及ぼすため、側面に別の野菜を植えて全体を保護します。根が広がることで土壌の崩壊を防ぐ効果も期待できる手法です。側面が空いている場所があれば、環境に合う野菜を選んで試してみてください。
市販苗から始める無肥料・無農薬のバラ栽培
バラの栽培は一般的に農薬や肥料が必須とされ、自然栽培での成功は極めて珍しいとされています。今橋さんは市販の苗を使い、無肥料・無農薬での開花に成功しました。
苗の準備と定植の手順
自然栽培の種や苗が見つからなかったため、一般の花屋で購入した苗から栽培をスタートしています。定植までの手順は次の通りです。
- 水を入れたバケツに根を浸し、付着している肥料をきれいに洗い落とす
- 畑の土を入れた育苗ポットに苗を植え替える
- ポットの状態で毎日の水やり管理を行い、環境に活着させる
- 根が落ち着いた段階で畑の土壌へ定植する
今まで肥料で育ってきた苗は、肥料分を取り除くと一時的に弱りやすくなります。そのため、直接畑へ植えるのではなく、ポットで一度活着させてから定植する方が安全です。
1年後の生育状態と気づき
定植から約1年が経過したバラは、農薬も肥料も一切使わない環境で美しい花を咲かせました。剪定を細かく行わなくても、病気や害虫の被害はまったく見られなかったといいます。
この挑戦の背景には、自宅の敷地で13年以上放置されていたバラが、手入れなしで毎年咲き続けていた事実がありました。その姿から着想を得て実践に移した結果、自然農法でも十分にバラが育つことが実証された形です。
畑の作物の生育状況
動画内では、園内にある他の作物についても生育の様子が紹介されています。
- ニンニクの芽摘み:伸びてきた芽を収穫し、球の肥大を促す
- 代を受け継ぐイチゴ:ランナーから苗を取り、15世代以上にわたって命をつないでいる株
- 巨大に育つアーティチョーク:毎年冬に枯れた後、春に力強く芽吹き、今橋さんの身長をゆうに超えて2メートル以上の高さに達する
無肥料・無農薬の土壌でも、植物本来の生命力を引き出すことで力強く育ちます!
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。










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