自然栽培を20年実践している今橋さんが、自然農法の知識を確かめるテストを公開しました。ヨーロッパ自然サミットでも実施された試験をベースにした内容です。
テストは20点満点となります。合格ラインの目安は6割の12点です。8割の16点以上を獲得できれば、相当に深い知識を持っていると今橋さんは評価しています。自然農法の土台となる知識を整理して確認してみてください。
自然農法テストの問題と解答・解説
問1:自然農法の基本理念(2点)
- 問題:自然農法の基本理念を2つ答えてください。
- 解答:自然尊重、自然順応
自然を尊び、自然の理に従う姿勢が基本理念となります。自然に抗うのではなく、ありのままの仕組みに寄り添う姿勢が求められます。
問2:土の力を発揮させる方法(2点)
- 問題:土の力を発揮させるにはどうすればよいか、2つ答えてください。
- 解答::1. 土を汚さず清浄に保つこと:2. 土を尊び、愛し、感謝すること
不純物を持ち込まず、土を清らかな状態に保ちます。さらに、土に対して愛情と感謝の念を向けることが土の力を引き出す要件です。
問3:連作の定義(2点)
- 問題:連作とは何かを説明してください。
- 解答:同じ場所に同じ作物を毎年栽培すること。種類は1種類に限定されます。
一般的な認識と異なり、今橋さんの定義では作物の種類を厳密に1種類に限定します。品種を混ぜずに同じ作物を育て続けることが連作の条件です。
問4:慣行農法と自然農法における土の考え方の違い(2点)
- 問題:土に対する考え方の違いをそれぞれ説明してください。
- 解答:: 慣行農法:土の栄養素を測定し、不足分を肥料で補って調整する。: 自然農法:土の栄養素は気にせず、土が本来持っている力を引き出す。
慣行農法は肥料の投入によって土の成分をコントロールします。一方の自然農法は、自然の営みを通じて土そのものの力を発揮させる点に対極の違いがあります。
問5:オーガニックと自然農法の違い(3点)
- 問題:オーガニック(有機農業)と自然農法の違いを3つ挙げてください。
- 解答例(以下の項目から3点)::1. 肥料・農薬:オーガニックは有機肥料や有機農薬を使えるが、自然農法は一切使用しない。:2. 種子:オーガニックはF1種も使用できるが、自然農法は自家採種を目指しF1種を使わない。:3. 作付け:オーガニックは輪作を基本とする傾向がある一方、自然農法は連作を推奨する(輪作も可能)。
有機栽培では許容される資材や種子の扱いも、自然農法では厳格に制限されます。外部からの資材投入を断ち、種をつなぐ姿勢を重視します。
問6:米ぬかの使用について(2点)
- 問題:自然農法で米ぬかを畑に使用してよいですか。理由とともに答えてください。
- 解答:使用しない(いいえ)。
- 理由:米は水田で育つ作物であり、畑のものとは環境が異なるため。
水田由来のものを畑に持ち込むことは、自然の理に反するという考え方に基づきます。畑には畑で巡るものを用いるのが原則です。
問7:海藻の使用について(2点)
- 問題:自然農法で海藻を畑に使用してよいですか。理由とともに答えてください。
- 解答:使用しない(いいえ)。
- 理由:海藻は海の産物であり、畑で採れるものではないため。
海藻も自然物ですが、海の生態系に属します。陸の畑とは循環の場が異なるため、肥料や資材として畑には投入しません。畑で生えた草などを活用するのが自然農法のルールです。
問8:野菜クズの処理について(2点)
- 問題:料理で出たスーパーの野菜クズを畑に返してよいですか。理由とともに答えてください。
- 解答:返してはいけない(いいえ)。
- 理由:慣行栽培の野菜には肥料や農薬が残留している可能性が高く、畑を汚してしまうため。
自家製の自然農法野菜から出たクズであれば、畑に戻しても構いません。しかし、市販の野菜クズは資材を持ち込むことと同じ結果を招きます。
どうしても生ゴミを土に還したい場合の妥協案も提示されました。畑の区画を1つだけ専用スペースとして区切り、そこだけに投入する方法です。その区画は自然農法ではなくなりますが、他の区画への影響を遮断できます。
問9:今橋さんが伝える自然農法の3大定義(3点)
- 問題:今橋さんが提唱する自然農法の定義を3つ答えてください。
- 解答::1. 無肥料・無農薬で栽培する:2. 自家採種に努める:3. 土や作物に感謝する
この3つの基準を守ることが、栽培の根本方針となります。技術的な手法にとどまらず、向き合う姿勢までが含まれている点が特徴です。
正しい理解から実践へ
今回のテストは、暗記さえすれば誰でも点数を伸ばせる内容だと今橋さんは語ります。点数が低かった場合でも落ち込む必要はありません。基準を一つずつ頭に入れ、日々の畑仕事で判断に迷ったときの指針にしてみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。








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