自然栽培を実践するうえで、地域の気候に適した作付け時期の把握は欠かせません。YouTubeチャンネル「自然栽培20年の今橋さん」では、高知県で長年畑作業を続けている「ひろちゃん農園」のひろちゃんを訪ね、2月の種まきや地域の気候に合わせた野菜作りについて話を伺っています。長年の経験に基づく実践的な知識が語られました。
2月に始める植え付けと夏野菜の育苗
高知県のような温暖な地域では、2月から春の農作業が本格化します。ひろちゃんによると、2月上旬にはまずジャガイモの植え付けが始まります。早い人は2月の初旬から作業に入る地域です。
続いて2月中旬から下旬にかけては、夏野菜の種まき期間に入ります。対象となるのは、ナス、トマト、ピーマンなどです。これらの野菜は発芽に適した温度が必要となります。そのため、温床など温度管理ができる場所を確保して育苗を行います。
家庭菜園で少量だけ育てる場合は、春に市販の苗を購入するのも選択肢のひとつです。しかし、広い畑で多くの株数を必要とする場合、自分で種から育てる方法が適しています。温度管理の設備がない環境では、無理に早くまかず、3月に入ってから種をまくのが安全です。
ひろちゃんは種まきの前に、発芽を揃えるための処理を行っています。種を布に包んで水に1日浸け、その後に冷蔵庫へ入れて発芽処理を施す手順です。わずかに芽が切れた段階で土にまくことで、綺麗に揃って発芽します。
温暖な地域における葉物野菜の蒔き時
地域の気温特性によって、適した種まき時期は大きく異なります。高知県のような温暖地では、春まきの葉物野菜は栽培期間が短くなりがちです。気温が急速に上がるため、すぐにトウ立ちして花が咲いてしまいます。
そのため、水菜は秋まきに限定して栽培するのが基本です。春に種をまいても、株が大きく育つ前にトウ立ちを迎えてしまいます。白菜やキャベツに関しても同様です。春まきは避け、秋に種をまいて冬の間に収穫して食べる作型が適しています。
涼しい東北地方などでは春まきが可能な品目でも、気温の高い地域では作型を変える必要があります。温暖地では、春は葉物野菜よりも夏野菜の準備に力を注ぐ方が失敗を避けやすい傾向にあります。
梅雨の長雨に備える作付け計画
高知県は年間を通じて雨が多い地域です。特に田植えの前後の時期や、6月中旬から7月下旬にかけての梅雨時期にはまとまった雨が降ります。
長雨の被害を防ぐためには、梅雨に入る前に夏野菜の苗をしっかりと大きく育てておく工夫が大切です。根が十分に張り、株が大きく育っていれば、長雨が続いても傷みにくくなります。
その一方で、秋から冬にかけては雨が極端に少なくなる時期もあります。雨が降らない時期には、軽トラックに水を積んで畑に運ぶといった乾燥対策も必要です。時期ごとの雨量の偏りを把握し、事前の対策を講じておく姿勢が求められます。
実践を重ねて畑の環境を自ら整える
ひろちゃんは実家が農家であり、幼少期から土に親しんできました。畑の管理や設備の整備においても、大半の作業を自らの手で行っています。
傾斜地の草刈りに苦労した際、業者に見積もりを依頼したところ高額な費用が提示されました。そこで、自分でコンクリートブロックを積み、通路を舗装したことがDIY作業の始まりです。パイプの切断やコンクリート打ちなども、見よう見まねで実践を重ねてきました。
人ができる作業であれば自分にもできると考え、まずは手を動かしてみる姿勢が大切です。実践を繰り返す中で、施工の精度も自然と上がっていきます。
近年は夏の暑さが一段と厳しくなり、気温の高い期間も長期化しています。こうした気候変動に対し、足元へ敷き藁を敷いて地温上昇や乾燥を防ぐなど、現場に合わせた柔軟な工夫を凝らしていくことが重要です!自然の条件を見極めながら、日々の作業へ落とし込んでみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。







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