未経験から自然栽培で米の反収12俵を達成

未経験から自然栽培で米の反収12俵を達成 自然栽培の心と学び
自然栽培の心と学び

未経験から自然栽培で米の反収12俵を達成
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自然栽培を20年以上実践されている今橋さんが、農業を始めたきっかけや専業農家としての歩みを振り返っています。未経験からスタートした当時のエピソードや初期の水田管理技術、意識が作物に与える影響について語られた内容を整理してお届けします。

自然農法との出会いと原体験

今橋さんは大学卒業後、農業とはまったく無縁の生活を送っていました。実家はサラリーマン家庭であり、大学では商学部で学んでいたため農業の知識もありませんでした。

転機となったのは、知人の紹介で近所の自然農法の畑を2畝借りたことです。興味本位でナスやサツマイモを植えたところ、無肥料・無農薬で見事な野菜が収穫できました。素人ながら立派な作物が育ったことに強い衝撃を受けたといいます。

当時から今橋さんは、出張時を除き雨の日や台風の日でも毎日畑へ通っていました。作業がない梅雨時でも顔を出し、畑に挨拶をして帰る習慣を続けていたそうです。

環境問題への危機感から専業農家へ

野菜作りの面白さを知った頃、友人に誘われて高木善之さんの環境講演会に参加します。そこで地球環境の現状を知り「このままでは地球が滅びてしまう」と強い危機感を抱きました。

地球環境を良くするために自分ができることを考えた結果、自然農法に行き着きます。2畝の小さな畑では環境を変えられないと考え、全人生をかけて専業農家になる決意を固めました。

当時は耕作放棄地が少なく、土地探しは難航しました。知人の紹介を通じて山口県豊浦町滝部に農地を借りられることになり、福岡県北九州市から移住を決めます。貯金はわずか7万円、家賃1万円の一軒家を借りて20代前半での新規就農となりました。

山口県での就農と手作業による水田開墾

借り受けた農地は、長年肥料や農薬が使われた後に耕作放棄地となった水田でした。面積は5反ほどから始まり、やがて1町(約1ヘクタール)まで広がっていきます。

資金がなかったため、大型の農業機械は導入できませんでした。水田はモグラなどの穴が多く水が抜けてしまう状態だったため、鍬を使って手作業で何度も畦塗りを施しました。水漏れを防ぐために石を詰めるなど、試行錯誤の連続だったと語られています。

手植えによる米作りの手順と反収12俵の達成

機械がないため、米作りはすべて手植えで行われました。今橋さんが実践した当時の水田管理手順は次の通りです。

  1. 冷水での浸種:3月頃、籾を冷たい水に浸けてゆっくりと発芽させます。冷水で発芽させることで、寒さに強い苗に育ちます。
  2. 苗代へのばら撒き:芽がわずかに出た段階で、整えた苗代の畝に種籾をばら撒きます。水量は畝のてっぺんと水面がすれすれになる程度を維持します。
  3. 苗の採取と田植え:葉が4〜5枚まで育った大きな苗を使います。根を切りながら苗を取り、株間27cmの間隔で1本ずつ手植えしていきます。
  4. 除草機の活用と手除草:田植えから5日後に苗が活着したら、田車(条間除草機)を縦方向に通します。翌日には横方向へ通して除草します。稲が分蘖して田車が入らなくなった後は、手作業で草を取り除きます。

初年度は反収8俵を収穫しました。途中で苗が枯れかけるトラブルもありましたが、感謝の心を向けることで持ち直したといいます。

2年目は清らかな心境で田植えを行い、地域の慣行栽培と同等以上の反収12俵を達成しました。当初は批判的だった周囲の農家からも実力を認められ、村の一員として受け入れられる結果となりました。

大豆の草マルチ効果と海外展開への決意

畑作でも重要な気づきがありました。元気がなかった大豆の周りを除草し、刈り取った草をそのまま根元に敷く「草マルチ」を施したところ、わずか3日後から大豆が急成長を始め、葉の色も良くなりました。この経験から、草マルチの持つ効果の大きさを実感したといいます。

2年間の専業農家生活を経て、無肥料・無農薬でも十分に作物が育つことを確信します。土が生きていることを体感した今橋さんは、この農法を世界へ広げるため海外進出を決意しました。3年間の準備期間を経て、知人の紹介からイギリスへと渡ることになります。

栽培者と作物のつながり|想いがもたらす影響

今橋さんは、栽培者の意識や想いが作物に伝わる体験を重ねてきました。

山口時代、畑の作業に追われて1週間水田に行けない時期がありました。草が生い茂ることを心配しつつ、畑で作業しながらも水田のことを強く気にかけていたところ、1週間放置していたにもかかわらず水田の雑草はほとんど成長していなかったそうです。

また、イギリス時代には10km離れたスーパーの店内にいた際、突如頭の中にレタスの映像が飛び込んできました。急いで畑へ戻ると、植えていた7,000株のレタスが水不足で一斉に倒れていました。急いで水やりを行い、事なきを得たといいます。

栽培者と畑は距離が離れていてもつながっており、畑を強く想う意識そのものが作物の生育に何らかの働きをもたらします!日頃から畑へ意識を向け、対話を重ねる姿勢を大切にしてみてください。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

未経験から自然栽培で米の反収12俵を達成

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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