自然栽培におけるベト病と害虫の根本対策|油かすの是非と土の正常化

自然栽培におけるベト病と害虫の根本対策|油かすの是非と土の正常化 自然栽培の心と学び
自然栽培の心と学び

自然栽培におけるベト病と害虫の根本対策|油かすの是非と土の正常化
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自然栽培の実践において、病気や害虫への対処法や肥料の是非は重要な論点です。今回は自然栽培を20年実践されている今橋さんの解説をもとに、油かすの考え方やベト病への向き合い方を整理します。

油かすのぼかしは自然栽培で使えるのか

油かすのぼかしは自然栽培で使えるのか▶▲ この部分を動画で見る(5:15 から再生)

自然栽培において、油かすのぼかし肥料を使うべきかという疑問があります。今橋さんは、油かすを含めた肥料を土に施すことは基本的に行いません。

背景には、土に対する根本的な捉え方の違いが存在します。一般的な農業では、野菜が土の栄養を吸うため、収穫後に肥料を補給する必要があると考えます。

一方、今橋さんの考えでは、土はそもそも作物を育てるために存在しています。太陽と雨が適切な量であれば、土は自ら栄養を作り出せるといいます。

イギリスにある今橋さんの圃場では、土への施肥を行わずに12年栽培を続けています。12年が経過しても土の栄養分は十分にある状態です。この事実は科学的にも証明されています。土に何かを入れなくても、野菜は健全に育ちます。

また、油かす自体の由来にも理由があります。油かすは、油を搾り取った後の副産物です。

今橋さんの知る限り、日本国内で自然栽培による菜種を育てている農家は見当たりません。イギリスでも広大な土地で菜種が栽培されていますが、無農薬栽培の事例は極めて稀です。

農薬や肥料を使って作られた作物の油かすを畑に入れると、土を弱らせる要因になります。そのため、自然栽培の観点からは油かすを使用しない方針をとっています。

アップルミントが繁茂する畑の対処法

アップルミントが繁茂する畑の対処法▶▲ この部分を動画で見る(7:30 から再生)

畑にアップルミントなどのハーブが繁殖している場合、根をすべて除去すべきか迷う場面があります。今橋さんは、根を必死になって完全に取り除く必要はないと説明します。

今橋さん自身も、過去にミントが一面に広がった土地で栽培を行った経験を持ちます。畑を耕起して管理していく過程で、ミントは自然と少なくなっていきました。

耕す管理を行うのであれば、神経質に根を取り除く必要はありません。野菜の種をまく場所や苗を植える部分だけ、ミントを取り除けば十分に対応できます。

畑の土が硬くなる原因と肥料の関係

畑の土が硬くなる原因と肥料の関係▶▲ この部分を動画で見る(10:30 から再生)

土が硬くなる原因には、乾燥や日照りの影響、生えている草の状態など多様な要素が絡んでいます。畑に草が生えていれば、草の根が伸びることで土を自然に耕してくれます。

過去に鶏糞などの肥料を入れていた場合、それが硬化の原因になる可能性もあります。今橋さんは鶏糞を使用した経験はありませんが、自然栽培を続けると土は自然に柔らかくなると語ります。

鶏糞や馬糞といった肥料分を投入することは、土本来の状態を崩す要因になりかねません。過剰な施肥を避けることが、柔らかい土壌環境を取り戻す第一歩となります。

ベト病や害虫を克服する2つの柱

ベト病や害虫を克服する2つの柱▶▲ この部分を動画で見る(13:00 から再生)

白菜などの野菜に見られるベト病や、アブラムシ、カブラハバチといった害虫への対策は多くの人が悩む問題です。今橋さんの圃場では、野菜が致命的な病気にかかることはほぼありません。20年間の経験のなかでも、大きな病気の発生は数えるほどです。

病気や害虫が発生した後の退治法を求める声は多く寄せられます。しかし、最も重要なのは「病気にかからない野菜作り」を徹底することです。

作物を病気に弱くさせないための要点として、次の2点が挙げられます。

  • 土の正常化(土に余計なものを一切入れないこと)
  • 種の正常化(自家採種を重ねていくこと)

土に肥料などの資材を投入する畑ほど、病気が発生しやすい傾向が見られます。土に何も入れない管理を続けることで、野菜は病気にかかりにくくなります。

すでに肥料が入っている土を自然栽培に転換する場合、土壌が正常化するまでに約3年は病気が出る可能性があります。過去の施肥量に応じて回復までの期間は変動しますが、土から肥料分が抜けていくにつれて健康な野菜が育つようになります。

慣行栽培から自然農法へ安全に移行する手順

慣行栽培から自然農法へ安全に移行する手順▶▲ この部分を動画で見る(16:30 から再生)

慣行栽培から自然栽培への転換を目指す際、ベト病などの病気が圃場一面に蔓延することを不安視する声があります。今橋さんは、自身の圃場でベト病にかかった経験や、病気が蔓延した経験はないと話します。

病気の直接的な原因は、投入された肥料や農薬にあります。病気を出さないためには、原因となる資材の使用を止めることが本質的な解決策です。

ただし、生活の基盤がある中で、畑の全面を一気に無肥料・無農薬へ切り替えることは推奨されません。最初は圃場の一角だけを選び、農薬と肥料を使わずに栽培を始めてみてください。

もし周囲に農薬や肥料を長年使っていない未使用の土地があれば、そこから始めるのが最も確実です!肥毒のない清浄な土でスタートできれば、最初から病気に強い丈夫な作物を育てやすくなります。

病気が出てしまった場合、農薬を使うとその場はしのげても土が弱ってしまいます。弱った土を浄化するために、再び虫や病気が引き寄せられる悪循環に陥ります。

土壌が本来の力を取り戻すまでには一定の年月が必要です。焦らずに土の変化を見守りながら、少しずつ転換を進めていく姿勢が大切になります。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

自然栽培におけるベト病と害虫の根本対策|油かすの是非と土の正常化

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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