【自然栽培】病気や虫を防ぐ根本的な考え方とは?「火と水」のバランスと土・種の清浄化

【自然栽培】病気や虫を防ぐ根本的な考え方とは?「火と水」のバランスと土・種の清浄化 病害虫・鳥獣害対策
病害虫・鳥獣害対策

【自然栽培】病気や虫を防ぐ根本的な考え方とは?「火と水」のバランスと土・種の清浄化
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自然栽培を実践するうえで、作物の病気や害虫への対処は大きな課題です。自然栽培を20年実践している今橋さんは、長年の経験から「作物が病気になる主な原因は2つに集約される」と語ります。

土と種のあり方、そして環境のバランスを整えることで、病気を防ぐための具体的な考え方を整理しました。

作物が病気になる2つの根本的な原因

今橋さんによると、自然栽培を長く続けて自家採種を行うと、作物は病気になりにくくなります。虫もほとんど寄りつかなくなるため、基本的に病害虫で悩むことはないと言います。

作物が病気になる根本的な原因として、次の2点が挙げられます。

  1. 土や種が肥料や農薬で汚れていること
  2. 土の中にある「火と水」のバランスが大きく崩れること

たとえ一時的に病気が出ても、土と種が清浄であれば自力で回復する力を発揮します。

原因1:土と種に残る肥料や農薬

原因1:土と種に残る肥料や農薬▶▲ この部分を動画で見る(3:15 から再生)

病気や虫が発生する最初の原因は、土や種に残った肥料や農薬です。今橋さんは、病気や虫を「敵」ではなく、本来は土や種を正常に戻す役目を持った存在だと説明します。

肥料や農薬を使って育てられた作物は、土や種に不自然な成分を抱えています。虫や病気は、その過剰な成分を分解して土を正常化するために現れます。

作物を健康に育てるためには、肥料や農薬を使わない栽培が欠かせません。さらに自家採種を重ねて、種そのものを清浄にしていく取り組みが重要になります。

原因2:土の中における「火と水」のバランスの崩れ

原因2:土の中における「火と水」のバランスの崩れ▶▲ この部分を動画で見る(5:00 から再生)

土と種が清浄であっても、自然環境のバランスが崩れると病気が発生します。ここで重要になるのが、太陽の熱である「火」と、水分である「水」の関係です。

雨が1〜2ヶ月も降らない日照りが続くと、土の中の水分が不足します。この状態になると、土の中のバランスが崩れて作物が病気にかかりやすくなります。

日照りが続く過酷な状況では、人為的であっても適切な水やりが必要です。水を与えることで、崩れた火と水の調和を取り戻せます。

逆に長雨が続く環境も、土の水分が過剰になり病気の原因となります。その際は畝の間に溝を掘って水路を作り、水が停滞しないよう排水を促します。

実例:50度近くまで上昇したハウスのトマトが復活した理由

実例:50度近くまで上昇したハウスのトマトが復活した理由▶▲ この部分を動画で見る(9:45 から再生)

今橋さんの農場でも、火と水のバランスが崩れて病気が発生した事例があります。

普段は30度を超えないイギリスの圃場で、32度以上の猛暑が続きました。ビニールハウス内は一時50度近くまで跳ね上がったといいます。その結果、栽培していた約200本のトマトのうち、7割が枯れかかる病気にかかりました。

自然な枯れ方とは異なり、上部の葉まで枯れ上がる深刻な状態でした。このトマトは自然栽培12年、自家採種15年を経ており、土も種も十分に清浄化されていた株です。それでも極端な環境変化には耐えきれませんでした。

今橋さんはすぐに水やりを行い、土の中の水分バランスを整えました。さらに黄色く変色した葉をハサミで切り落とす手入れを施します。

数日後、トマトは見事に勢いを取り戻して復活しました。土と種が正常な状態に整っていれば、作物は病気を跳ね返す強い生命力を発揮します!

自然栽培への転換期間と水への意識

自然栽培への転換期間と水への意識▶▲ この部分を動画で見る(11:15 から再生)

これから自然栽培を始める場合、土が清浄になるまでには一定の時間が必要です。土に残った過去の肥料や農薬を抜くための期間を見込む必要があります。

転換に必要な期間の目安は以下の通りです。

  • 有機栽培(オーガニック)からの転換:最低2年
  • 慣行農法からの転換:最低3年

過去に使われた農薬や肥料の量が多いほど、土の浄化には長い年月を要します。

また、栽培に使う水の状態にも気を配る必要があります。水道水には消毒のための塩素が含まれるため、可能であれば自然な清らかな水を使うのが理想です。水道水しか使えない環境であれば、水に感謝の意識を持って大切に使う姿勢を今橋さんは勧めています。

最初の土作りで何も入れない理由と土への信頼

最初の土作りで何も入れない理由と土への信頼▶▲ この部分を動画で見る(12:15 から再生)

自然栽培を始める際、石灰や米ぬかなどの資材を入れるべきか迷う人は少なくありません。しかし今橋さんは、土作りの資材を一切投入しない方針を貫いています。

これまで20年間の実践の中で、堆肥を作ったのは最初の約2年だけでした。その後の17年間は外部から何も持ち込まず、現在の圃場でも耕して畝を立てるだけで栽培を始めています。

資材を入れない理由は、土本来の力を深く信じている点にあります。

太陽や月、雑草や作物と同じように、土にも「作物を育てる」という固有の役割があります。自然の役割を担う土は、本来そのままで完璧な存在です。種をまけば必ず育つと信頼し、余計なものを足さずに見守る姿勢が自然栽培の根底にあります。

土と種をきれいに保ち、日照りと水分のバランスを保つこと。病気を防ぐためには、自然の調和を観察しながら整えていく関わり方が基本となります。

出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより

【自然栽培】病気や虫を防ぐ根本的な考え方とは?「火と水」のバランスと土・種の清浄化

※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。

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