肥料や農薬を使わず、土の力だけで野菜は育つのか。今回は、自然栽培を20年実践されている今橋さんの4月30日の圃場の様子を整理してお届けします。
13年間何も入れない「土だけ」の自然栽培圃場
今橋さんの圃場は、13年間まったく肥料や堆肥を投入していません。土の力のみで野菜を育てる無肥料・無農薬の自然栽培を続けています。
土だけでどこまで野菜が育つのかを実際に見てもらい、実践者の自信につなげてほしいと今橋さんは語ります。圃場では多種多様な野菜やハーブが元気に育っています。
春の圃場の様子と種取りへの取り組み
4月下旬の畑では、冬を越した野菜の収穫や種取りの準備が進んでいます。
花を咲かせる野菜と種取り
畑では、さまざまな野菜が自家採種に向けて花を咲かせています。
- ソラマメ:順調に成長中。株間を少し広げてもよい状態
- ロシアンケール:花が咲いていますが、葉はまだ収穫可能
- ニンジン・ホウレンソウ:種取り用にそのまま残している
- カーリーケール:花が咲き誇り、種取りの準備段階
- チャード(スイスチャード):とう立ちが始まっているものの、まだ収穫が続けられる状態
ハウスを活用したズッキーニ栽培
ハウス内には、クルジェット(ズッキーニ)が定植されています。外の畑でも栽培は可能ですが、ハウス内に植えるのには明確な理由があります。
1つは、外よりも早い時期に収穫を始めるためです。もう1つの理由は、ハウス内にはナメクジが侵入しないため、食害を防いで確実に育てられる点にあります。
連作10年以上のルバーブと注意点
畑の一角には、10年以上同じ場所で連作を続けているルバーブが育っています。すでに収穫が始まっており、種もつき始めています。
なお、ルバーブを扱う際には重要な注意点があります。今橋さんによると、ルバーブの葉には毒性があるため、絶対に食べてはいけません。食用とするのは葉柄(茎のような部分)のみとなります。
その他の作物やハーブ
圃場では野菜だけでなく、麦やハーブ類も育っています。
- 古代麦:厚巻き(密植)になったものの、力強く生長中
- ブドウ:今年は剪定を一切行っておらず、時間を見つけて手入れ予定
- カレンデュラ(フレンチマリーゴールド):花びらが食用になる品種
- チャイブ・ラベンダー:チャイブはプランター栽培でも十分に種をつけるまで育つ
- コリアンダー(パクチー):今回初めて栽培に挑戦している
畝の斜面まで活用する立体的な空間利用
今橋さんの畑では、畝の平らな上面だけでなく、斜面も無駄なく利用して野菜が栽培されています。
- 畝の上面:ミニトマトを配置し、その株間には種取り用のリーキ(ポロネギ)を混植
- 畝の斜面:チャードやルッコラ、レタスを配置
レタスは株ごと引き抜かず、外側の葉から必要な分だけをかき取って何度も長期間収穫されています。限られた面積を立体的に使いこなす工夫が見られます。
ポット育苗も畑の土のみ|連作土の活用と苗作りの工夫
今橋さんは、苗作りにおいても外部から購入した培養土や堆肥を使いません。ポットの中身は、すべて畑の土のみです。
ケールの育苗と連作13年目の土
今橋さんは今回、カーリーケールの苗を600〜800個ほど仕立てました。ここで使われている用土は、ケールを長年連作している場所の土です。
畑では、前年からのケールを片付けて整備し、今年で連作13年目となるケールを植え付けます。連作地の土を使うことで、その環境に適応した苗を育てています。
タマネギ苗の葉切りと根切り
育苗トレイのタマネギ苗には、独特の手入れが施されています。植え付け前に、伸びた葉の上部をハサミでバチッと切り落としてあります。
あらかじめ葉先を切っておくことで、定植後に力強い新しい葉が勢いよく出てくる仕組みです!今橋さんいわく、葉だけでなく根っこも少し切ってから植えるとより効果的とのことです。
豊富にそろう春の苗
育苗エリアには、これから定植を迎える多様な苗が出番を待っています。
- キャベツ(当日定植)
- ブロッコリー(定植待ち)
- カーボロネロ(黒キャベツ)
- スプリングオニオン(わけぎ)
- ビートルート(ビーツ)
- パセリ、水菜、ヒマワリ
土と植物の生命力を引き出すことで、特別な資材を使わなくても多様な野菜を育てることが可能です。自然栽培に取り組む方は、ぜひ日々の畑づくりの参考にしてみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。











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