イギリスで長年自然農法を実践されている今橋さんの圃場には、現地の方々が数多く見学に訪れます。今回はウィルシャー州の役所職員が圃場ツアーに訪れた際の様子や、現地の根菜「パースニップ」の収穫、海外での自然農法普及についての動画内容を整理してお伝えします。
白いニンジン「パースニップ」の特徴と収穫の注意点
動画の冒頭では、イギリスで親しまれている冬の根菜「パースニップ」の収穫作業が行われました。日本ではあまり馴染みのない野菜ですが、現地では広く親しまれている食材です。
パースニップの特徴や栽培におけるポイントとして、以下の点が挙げられています。
- 外見は白いニンジンのようだが、ニンジンとは全く異なる甘い独特の香りと風味を持つ
- オーブンでオリーブオイルやニンニク、塩コショウと合わせて炒めると美味しく食べられる
- 越冬が可能な野菜であり、寒さを経た2月頃になるとさらに根が太く育つ
- 根が地中深くまっすぐ伸びるため、土壌が硬いと収穫時に途中で折れやすい
今橋さんは畑に畝を立てずに種をまいていたため、掘り出す作業に苦労されていました。この野菜を栽培する際は、あらかじめ高めの畝を作っておくことで収穫がスムーズになります。
ウィルシャー州の役所職員が圃場を視察した経緯
収穫作業の後、今橋さんのもとにウィルシャー州の役所(カウンシル)職員がやってきました。訪れたのは、地域の音楽イベントで知り合った職員のデヴィッドさんです。
今橋さんがイベントで和太鼓を演奏した際、演奏後にデヴィッドさんから声をかけられたといいます。行政としてより良い農業を地域に広げるプロジェクトを推進しており、以前から今橋さんの圃場に関心を寄せていました。
当日は職員3名が参加し、約1時間に及ぶ丁寧な圃場ツアーが実施されました。その案内の中でパースニップに関する質問も出たことから、今回の収穫と紹介につながっています。
語学力よりも畑が雄弁に語る海外での普及
海外で自然農法を広めたいと考えている方から、語学力に関する相談が今橋さんのもとに届くそうです。イギリスで暮らすためのビザ取得には英語の試験基準があり、取得のハードルは決して低くありません。
今橋さん自身も自身の語学力は生活に必要な最低限のラインだと語ります。しかし、自然農法の普及において最も説得力を持つのは言葉そのものではありませんでした。
手入れされた圃場と元気に育つ作物の姿を見せることこそが、自然農法の確かさを何より雄弁に証明してくれます!畑の力に驚いた現地の見学者は、口コミで年々増え続けました。
これまで年間数百人が訪れ、把握しているだけでも20人以上が実際に自然農法をスタートさせています。語学の壁があっても、野菜と土が語りかけてくれるため、自信を持って挑戦してほしいと今橋さんは背中を押しています。
イギリス最大級の農業イベントでの登壇が決定
圃場での地道な取り組みが実を結び、今橋さんに大きな機会が訪れました。年明けの1月にオックスフォードで開催される大規模な農業イベントへの登壇が決定したのです。
この催しは約1,000人規模の農業関係者が集まる、イギリス国内でも最大級の農業イベントとされています。自然農法の哲学や実践について、現地の多くの農業関係者へ直接伝える貴重な機会となります。
ファームツアーで伝えられた土壌の草と自家採種
動画の後半では、実際のファームツアーの様子が公開されました。英語でのやり取りを通じ、自然農法における重要な視点が視察団へ伝えられています。
生える草の変化が示す土壌の改善
自然農法を継続していくと、土壌の状態が変化するにつれて生えてくる草の種類も変わっていきます。特定の草が地面をカバーするように広がることで土が守られ、土壌が豊かになっているサインとなります。
自家採種の積み重ねによる適応力の向上
畑では何世代にもわたって種を採り続ける自家採種が実践されています。7世代、11世代と採種を繰り返すことで、作物はその土地の気候や環境に適応し、病害虫に負けない強い体質へと育っていきます。
ツアーに参加した職員の方々も、土壌の団粒構造や作物の育ち方を熱心に観察していました。現地で実際に土に触れ、作物を観察することで、自然農法が持つ潜在能力への理解が深まっていきます。海外の気候風土であっても、自然の理に沿った農法が確かに機能することを示す貴重な記録となっています。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。











コメント