自然栽培を20年実践されている今橋さんの動画から、自家採種の基本的な手順やポイントを整理しました。今回は水菜、大根、カブの種取りの実演に加え、畑で育つ作物の自家採種に関する知見が紹介されています。
畑の作物の観察と自家採種10年のトウモロコシ
種取りの実演に入る前に、今橋さんの畑に育つ作物の生育状況が紹介されています。
トウモロコシ(スイートコーン)の水やりと味
今橋さんの背丈を超えるほど大きく育ったトウモロコシは、自家採種を10年続けている種です。一般にトウモロコシは自家採種を繰り返すと甘みが落ちると言われることがあります。しかし、今橋さんのトウモロコシは甘く育っており、研修生からも好評を得ています。品種による影響もあるとのことです。
雄穂が出たタイミングで水をたっぷり与えると、実の粒が揃いやすくなります。
その他の作物の様子
畑ではさまざまな作物が種をつける準備を進めています。
- アーティチョークの一種:草丈が2メートルほどまで成長しています。
- さくらんぼ:無農薬かつ無剪定で、放任の状態で実をつけています。
- リーフレタス:花が咲き、これから種ができる段階です。植物は放っておけば自ら種を残そうとします。種が実ると重みで倒れてくるため、支柱にしっかり縛り直す管理が必要です。
- タマネギ:ネギ坊主ができ、種の形成が進んでいます。
- パースニップ:白いニンジンのような野菜で、種ができるまでにはもう少し時間がかかります。
水菜の種取りと風選の手順
水菜のさやが完全に茶色く熟した状態になったら、種取りを開始します。
さやからの種の取り出し方
株元からハサミで切るか、根ごと引き抜いて収穫します。大きなバッグ(袋)を用意し、その中に収穫した株を入れます。
袋の中で叩いたり、手で揉んだりすると、さやが割れて底に種が落ちます。落ちにくい殻は手でしっかり揉みほぐします。
うちわを使った風選(ふうせん)のやり方
取り出した種には細かな殻が混ざっているため、選別作業を行います。
- プラスチックコンテナやトレイ、うちわを用意します。目の大きさに応じて網を使っても構いません。
- トレイの上に種と殻を出し、大きめの殻を手作業で取り除きます。
- トレイに息を吹きかけるか、うちわで優しく扇いで風を送ります。
- 比重の軽い殻だけが風で飛ばされ、重い種だけが綺麗に残ります!
この選別方法は、水菜以外の野菜にも幅広く応用できます。
大根の種取りと省力化の工夫
続いて大根の種取り手順です。大根のさやは緑色から茶色へと変化していきます。
収穫のタイミング
緑色のさやはまだ未熟で、種として使えません。完全に茶色く乾燥したさやを選んで収穫します。
さやごと蒔く省力技術
大根の種はさやが硬く、一粒ずつ取り出すには時間がかかります。少量であれば手で割って種を取り出せます。
一方で、広い面積に大量に蒔く場合は、さやごと土に蒔く方法が有効です。今橋さんはハツカダイコンで実証しており、さやのままでも十分に発芽します。種取りの手間を大幅に減らせる合理的な手法です。
動画内ではさやが小さく心配されていましたが、割ってみると充実した種がしっかり入っていました。
カブの種取りとアブラナ科野菜の注意点
カブ(ターニップ)も水菜と同様の手順で採種します。
カブの採種手順
茶色くなったさやを揉んで種を落とし、トレイとうちわを使って風選します。風で殻を吹き飛ばすことで、丸く綺麗な種が手元に残ります。
アブラナ科野菜を採種する際の重要な注意点
水菜、カブ、キャベツ、ケールなどのアブラナ科野菜は、種を採取する手順が共通しています。
ただし、アブラナ科の種は見た目が非常によく似ています。収穫後に混ざってしまうと見分けがつきません。採取した袋や保管容器には、必ず野菜の名前を明記しておくことが大切です。
家庭菜園や自然栽培で自家採種に取り組む際は、これらの手順を参考にしてみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。










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