自然栽培を20年実践されている今橋さんが、山口県で古民家暮らしをしているYouTuber「よし」さんの菜園を訪問しました。
敷地内の限られたスペースや自然素材を活かし、無肥料・無農薬で野菜や果樹を育てる工夫が随所に見られます。家庭菜園や自然農法の実践において、参考になる具体的な工夫や今橋さんの解説を整理してお届けします。
古民家の庭を活かしたミニ畑と菌ちゃん農法の実践
よしさんの庭では、前の住人が残した瓦を活用して小さな畑の区画が作られています。
中央にキンカンを配置し、その周囲にレタスやセロリ、茎ブロッコリーなどを混植する形です。庭の景観を楽しみながら、限られたスペースで多品種を育てる工夫が見られます。
また、プランターや木枠のレイズドベッドでは「菌ちゃん農法」の手法が取り入れられていました。
土の中にキノコ(菌糸)を混ぜ込み、半年ほど何も植えずに菌を増殖させる期間を設けています。この期間を経た土では、作物の生育が非常に旺盛になるとのことです。
使われている土について今橋さんは、2〜3年使い続けることで余分な肥料分やアクが抜け、自然農法に適した良い状態に育っていると評価しています。
剪定の工夫と果樹の育て方|道法スタイルの活用
庭にはレモンやグミ、ブルーベリーなど多様な果樹も植えられています。
果樹の管理に関して、今橋さんから具体的な選定のポイントが紹介されました。枝を切る際は、付け根の突起を残さずきれいに切り落とすことが大切だといいます。切り口から植物ホルモンが分泌され、病気の侵入を防ぎやすくなるためです。
さらに、無肥料・無農薬栽培と相性が良い剪定方法として、道法正典(どうほう まさのり)さんの技術が挙げられました。
一般的な果樹栽培では枝を短く切り詰める「短梢剪定」が多く用いられます。これに対し道法さんの手法では、枝を長く残す「長梢剪定」を行い、さらに枝を垂直に縛り上げます。
上に向かって枝を縛ると、植物の成長ホルモンが活性化して木が強くなり、成長も早くなるとのことです。今橋さん自身も洋なしの木で実験し、強い樹勢が得られる効果を確かめたと語っています。
落ち葉や竹を活かした畝づくりと実験的な土壌改良
敷地内の資材を循環させる土づくりの取り組みも行われていました。
タマネギの畝では、裏山から切り出した竹を敷き詰め、その上に市販のバーク堆肥を重ねて実験的な栽培が進められています。土壌の通気性や保水性を補うための工夫です。
また、無煙炭化器を用いて自作した竹炭を土に混ぜ込む試みも続けられています。
炭の多孔質な構造を利用し、土壌微生物が定着しやすい環境を整える狙いがあります。その土にはミミズなどの生き物が集まり、アナグマが掘り返しに来るほど土が柔らかくなっていました。
日当たりが1日数時間という日陰の区画でも、春に続いて秋ジャガイモが栽培されています。光を求めて茎が伸びる傾向は見られるものの、病気もなく健康に育っていました。こうした日陰の場所では、適度に土寄せを行うと良いと今橋さんは助言しています。
樹木の力を借りる混植と自家採種へのステップ
庭にあるモミジの木の下では、木陰を活かした混植が行われていました。
小松菜、ニンジン、カブ、ニンニク、タマネギなどを同じ場所に植え、成長したらまとめて収穫してミックスサラダにする楽しみ方です。大きな樹木の力を借りて作物を育てる手法について、今橋さんはイギリスなどの「アグロフォレストリー(森林農業)」と通じる利点があると指摘します。
さらに菜園の一角では生姜も育てられており、翌年に向けた種継ぎの話題にも触れられました。
自家採種を繰り返すことで、その土地の気候や土壌に適応した強い種へと育っていきます。一般に市販されているF1(交配)種は自家採種が難しいため、種採りを目指す場合は固定種や在来種の種を選ぶことが大切だと今橋さんは語ります。
身近にある自然の素材を活用しながら、実験を重ねて畑づくりを楽しむ姿勢が印象的な菜園でした!
家庭菜園や自然栽培に取り組まれている方は、ぜひ身近な落ち葉や剪定枝の活用を試してみてください。
出典・元動画:
自然栽培20年の今橋さんのYouTubeチャンネルより
※本記事はAIによる要約と文字起こしデータに基づき、内容を整理したものです。
※今橋さんの素晴らしい取り組みを応援したく、学びを共有させていただきます。







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